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お茶の時間 (2019 June )
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My俳句手帖(復刻版)
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☆ 睡蓮の満開といふ静寂かな (四国中央市 豊田 みゆき)
☆ 江戸薩摩切子で杯を重ね合ふ離島対馬のある夜のこと (対馬市 神宮 斉之)
☆ 早よお食べ茄子漬の紺褪せぬ間に (大阪市 田島 もり)

☆ マイナンバー脇腹に付け赤牛は阿蘇のくぼ地に濡れて草食む (直方市 永井 雅子)
☆ 復興を願ふ一粒さくらんぼ (尼崎市 田中 節夫)
☆ 新しいリコーダーにて答える子うんはソの音ううんはドの音 (奈良市 山添 聖子)
☆ 鈴蘭に白きさみしさありにけり (厚木市 北村 純一)

☆ ぱんぱんに張りたる腹をぽんぽんと叩きて出てく力士高安 (埼玉県 堀口 幸夫)
☆ 青鷺は過ぎゆく時に佇めり (東京都 野上 卓)
☆ 熊蜂は蜂の仲間を統べるごとぶーんぶーんとキウイの受粉す (前橋市 荻原 葉月)
☆ 見るだけの山となりけり登山帽 (横須賀市 佐藤 博一)

☆ 今頃は生家に紫蘭乱れ咲くセコムが守る空き家なれども (茅ヶ崎市 和田 光子)
☆ 袋掛届く背丈となりにけり (徳島県松茂町 奥村 里)
☆ 保田港は波静かなり浮桟橋に声かけあってヨットを舫う (小平市 桂木 遥)
☆ 小判草群れて豊かな風となる (町田市 村井田 貞子)

☆ シジュウカラの枝にくるりんとぶら下がり十勝の峰に残雪残る (北海道 高井 勝己)
☆ 東大寺一の荘園の田植かな (津市 中山 いつき)
☆ 産みたてと産まれたてなる母と子とアザラシ睡る浮雲のごと (大分市 岩永 知子)
☆ 歩行こそ蟻の生涯吾が生涯 (横浜市 飯島 幹也)

☆ 墜落のステルス機より大切な不明パイロットの記述を探す (宮城県 中松 伴子)
☆ 草青む牧に子兎売られをり (前橋市 荻原 葉月)
☆ 風評にめげず育ちし海鞘食めば女川湾の海のかおりたつ (仙台市 沼沢 修)
☆ 夏立つやつぎつぎ孵る熱気球 (栃木県野木町 小林 たけし)

☆ 十歳の少女プロ棋士腰かけて床に届かぬ足台の上 (北上市 高橋 和子)
☆ 留守と言へ鯨を釣りに行ったと言へ (今治市 藤原 守幸)
☆ つくるもの粉から電気へ変われども風車はゆっくり回り続ける (八尾市 水野 一也)
☆ 滴るや光の重さ溜め切れず (横須賀市 丹羽 利一)

☆ 神在りと決めし目で見る窯変の天目茶碗の久遠の宇宙 (羽昨市 北野 みや子)
☆ 新緑や抹茶ロールのやうな山 (海南市 岡 哲夫)
☆ 学校の隣に越せば懐かしくピアニカで聞く「かっこう」の曲 (福山市 中村 玲子)