お茶の時間 (2018 May )
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My俳句手帖(復刻版)
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☆ 山吹は変わらず咲けど鯉のぼり泳がぬ村となりて久しき (葛城市 林 増穂)

☆ 鈴蘭に向かひて画家の服赤き (八王子市 大串 若竹)
☆ 両岸の桜舞う中揚々と新人エイトは隅田川漕ぎ行く (大津市 中尾 博子)

☆ 夏きざす海の音するネックレス (平塚市 日下 光代)
☆ こんなだとプラネタリウムで言っていた君の故郷へ行くことはなく (東京都 上田 結香)

☆ 第一糸仕損じ蜘蛛の逆さ吊り (川越市 佐藤 俊春)
☆ 連翹の花の盛りの島遍路放哉住みし寺もにぎわう (高松市 菰渕 昭)

☆ 白牡丹に乳房の重みありにけり (いわき市 坂本 玄々)
☆ 井戸端に日なたぼこする蛇よ逢うもう誰も居ぬ故里の家 (船橋市 大内 はる代)

☆ 葱坊主ひとり触ればまたひとり (伊丹市 保理江 順子)
☆ 日曜の度に流るる二胡の音は故国を偲ぶ留学生が弾く (松本市 須貝 大二)

☆ 鯉のぼり太刀も兜も戦はず (日立市 加藤 宙)
☆ 運がよけりゃぁカワセミに遭える散歩道運のよき日は年に一、二度 (下野市 若島 安子)

☆ 幸せは崩れやすくて紅牡丹 (姫路市 上原 康子)
☆ この惑星にたんぽぽの花が満つる頃こと座流星群が宙にあらはる (越前市 内藤 丈子)

☆ 李白杜甫何するものぞ花見酒 (岡崎市 沢 博史)
☆ 文字よりも今日は音符と過ごしたい泣きたいけれど泣かないと決めて (富山市 松田 わこ)

☆ 昭和の日今なほ浮かぶ飛行船 (東京都 白倉 雅子)
☆ 椿咲く蕊の中に分け入りて大きな黒蟻寒さを凌ぐ (茅ヶ崎市 若林 禎子)

☆ 地震ありて天道虫の目覚めしか (富津市 三枝 かずを)
☆ 世界中で暗殺毒殺虐殺があってシェイクスピアは眠れず (川越市 小野 長辰)

☆ バレエの子舞へばリボンが蝶となる (福岡市 松尾 康乃)
☆ 軍艦と呼ばれし島に寺があり病院もあり生死のありき (周南市 香川 文)

☆ 縞馬は貌まで縞や木の芽吹く (東京都 望月 喜久代)
☆ ねえちゃんを想ってくれる人がいて今日はほのぼのレモネード日和 (富山市 松田 わこ)

☆ 幼子の夢は何色楠若葉 (柏市 藤嶋 務)
☆ 花筏分け泳ぎゆくかいつぶり水尾はたちまち花びらに閉ず (チェコ クロウスカー美沙子)

☆ 無人駅つばめの駅となりにけり (厚木市 北村 純一)
☆ 辺野古沖のジュゴンもうちのミシシッピアカウミガメも爆音ぎらひ (川越市 小野 長辰)

☆ 唇に唇重ね落椿 (大分県日出町 松鷹 久子)
☆ 「やぶなみ」の新駅に立つ撮り鉄の輝く瞳レールを写す (富山県 濱田 榮子))
