お茶の時間 (2018 February )
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My俳句手帖(復刻版)
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☆ 梅咲いて村いっぱいの媼かな (霧島市 久野 茂樹)

☆ 兜太選休みの月曜ものたりぬ木の芽ふくらむ春待ち遠し (倉吉市 谷本 邦子)
☆ 美しく消ゆるは難し残る雪 (東京都 徳竹 邦夫)
☆ 米軍のヘリの脅威が北朝鮮のミサイルよりも恐い沖縄 (三郷市 木村 義 )
☆ 島国の湖に島あり霞立つ (野洲市 深田 清志)

☆ ロシア語の標識多き根室ゆく海をへだてる島の雪見つ (仙台市 沼沢 修)
☆ 除雪車の大きな音の来てくれし (相模原市 石田 わたる)
☆ こがらしの匂いで木々はよみがえる今朝の我が庭香る臘梅 (飯塚市 春 春代)
☆ 曇天に黄もまた炎福寿草 (神戸市 玉手 のり子)

☆ ビルの外オリに囲われ煙吐くヒト科キツエン属の一群 (草加市 大原 悦子)
☆ クラークの大志抱きて卒業す (久慈市 和城 弘志)
☆ えらそうな口のききかたする人はえらいんじゃなくえらそうなだけ (堺市 一條 智美)
☆ 勇壮にして寒暁の飛雲かな (船橋市 斉木 直哉)

☆ だるま市ありて賑はふ境内ににらめつこする男女一組 (熊谷市 内野 修)
☆ 恐竜の哀しみ鶴の目に残る (芦屋市 瀬戸 幹三)
☆ 親指と中指のみの二本にて水瓶つまむ百済観音 (八尾市 水野 一也)
☆ 寒晴や嘴たたくフラミンゴ (厚木市 坂田 金太郎)

☆ アイライン引いてすずしい目元です笹鳴きを追い垣を覗けば (松阪市 こやまはつみ)
☆ 待春や河馬の花子の大あくび (霧島市 久野 茂樹)
☆ 冬の雷去りゆくまでを待ちかねて鰤大根で飲み始めたり (金沢市 前川 久宣)
☆ 獅子舞にどの子も泣かずそれもよし (神戸市 倉本 勉)

☆ 平成をキタサンブラック駆け抜けて命を繋ぐ種牡馬となるらし (川越市 吉川 清子)
☆ 瞑想かまたは夢想か霜の鶴 (稲沢市 熊谷 有史)
☆ アラートは警戒警報シェルターは防空壕とぞ戦時に思ふ (加東市 上月 節子)
☆ 一茶の句憶良の歌や筆始 (西条市 河本 坦)

☆ 苦しくて喘ぎ声出す人もありてヨガの教室は一気に春めく (秩父市 畠山 時子)
☆ 輝きてただ水鳥としか見えず (高崎市 山口 博)
☆ 「脳なし」と言われる海月とっくんとっくんと全身が心臓 (神奈川県 九螺 ささら)