お茶の時間 (2017 May )
      トップへ
 トップへ
             My俳句手帖(復刻版)
My俳句手帖(復刻版)
Counter from 2011/06/30 
              Last update 2017/05/31
過去のログはこちら→   【2017年】 
 04
 03
 02
 01
 
【2017年】 
 04
 03
 02
 01
                    
 【2016年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
   【2015年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
    【2014年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
  【2013年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
  【2012年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
   【2011年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
    【2010年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
  【2009年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
   【2008年】 
 12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
    【2007年】  12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
     【2006年】  12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
   【2005年】  12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
    【2004年】  12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
     【2003年】  12
 11
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01
                    
      【2002年】  12
 11
 10
☆ 茶畑を父より継がず持ち帰る一株の芽を食みほろ苦し       (浜松市 松井 恵)
 
 ☆ 月光のさなかにひらく山法師       (川崎市 沼田 廣美)
  ☆ 月光のさなかにひらく山法師       (川崎市 沼田 廣美)
☆ 三十六色の色鉛筆があるどれもおんなじ長さのままで       (名古屋市 茶田 さわ香)
 
 
☆ 天空の棚田千枚鯉幟       (加古川市 森木 史子)
☆ 鯉のぼり泳ぐ五月の空はれていづこを行くやカールビンソン       (長野県 井上 孝行)
 
 ☆ 端午の日かつて曽祖は鉄兜       (所沢市 小阪 進)
  ☆ 端午の日かつて曽祖は鉄兜       (所沢市 小阪 進)
☆ 田起しの機械の前をただならぬ早さに走る一羽の雲雀       (山形県 佐藤 幹夫)
 
 
☆ 終着を吉野と決めて花の旅       (福山市 広川 良子)
☆ 恋瀬川すぎれば見える蓮根田水張り始む土浦は春       (ひたちなか市 富永 喜恵子)
 
 ☆ 桜蕊降るを踏みしめ女坂       (箕面市 藤堂 俊英)
  ☆ 桜蕊降るを踏みしめ女坂       (箕面市 藤堂 俊英)
☆ ポンふわりトンポンふわりトンふわりひろがる香りポップコーンだ       (平塚市 木村 みつゑ)
 
 
☆ 亀鳴くを古池の水笑ひけり       (芦屋市 瀬々 英雄)
☆ 昭和の日動物園に象老いて楡の木陰に目ばたきをする       (宇治市 山本 明子)
 
 ☆ 花満ちて流れは見えず神田川       (横浜市 鍋島 武彦)
  ☆ 花満ちて流れは見えず神田川       (横浜市 鍋島 武彦)
☆ 叶うならソプラノのパート歌いたし呪文のようなるアルトの旋律       (秩父市 畠山 時子)
 
 
☆ 白牡丹触れなんとせばこぼれけり       (藤沢市 影山 澄江)
☆ バシバシと勢いのよき子供らの指し手に惑う将棋道場       (調布市 長山 弘)
 
 ☆ コロッケの美味しさうなる花の茶屋       (熊本市 南野 幸子)
  ☆ コロッケの美味しさうなる花の茶屋       (熊本市 南野 幸子)
☆ 連れられて盆栽村を訪ねれば外国のひとに魅力教わる       (東京都 海老根 清)
 
 
☆ ウエストン忌槍も穂高も花曇       (川崎市 堅山 道助)
☆ 生と死を見つむる白き胡蝶蘭がん病棟のナースセンター       (村上市 鈴木 正芳)
 
 ☆ しだれきてささめくやうな桜かな       (東京都 船山 セツ子)
  ☆ しだれきてささめくやうな桜かな       (東京都 船山 セツ子)
☆ 半分は中三半分は高一まぶしい原宿歩く春休み       (富山市 松田 わこ)
 
 
☆ 戦あるなと田螺がこぞって囁きぬ       (横浜市 本多 豊明)
☆ 新参の自動掃除器家中を探索し猫遠巻きに寄る       (島田市 水辺 あお)
 
 ☆ ありもせぬ桜見に行く夢の中       (筑紫野市 二宮 正博)
  ☆ ありもせぬ桜見に行く夢の中       (筑紫野市 二宮 正博)
☆ ドライブのフロントガラスの額縁に絵は純白の生の出羽富士       (鶴岡市 野沢 このみ)
 
 
☆ あちこちにソーラーパネル蝶舞へり       (伊賀市 菅山 勇二)
☆ 参道にスローなジャズがながれきて安産絵馬がかたかたゆれる       (東京都 青木 公正)
 
 ☆ 囀りを指揮するごとき大樹かな       (ドイツ ハルツォーク 洋子)
  ☆ 囀りを指揮するごとき大樹かな       (ドイツ ハルツォーク 洋子)
☆ 血球のごとくライトを連ねゆく午前三時の日本の物流       (可児市 前川 泰信)
