お茶の時間 (2014 April )
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【2002年】 12
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☆ はくれんはさよならというかたちです (熊本市 近藤 史紀)
☆ 妻の名の 弥生にひらく 黄水仙 夜の厨の かたすみともす (霧島市 久野 茂樹)
☆ 桃の花 大和の国に 少女あり (うきは市 江藤 哲男)
☆ 雛出す日 芝生の中の クロッカス 雪洞のごと 蕾をひらく (千葉市 西村 恵子)
☆ 乱れたる 気象にも 花ゆるぎなく (枚方市 中嶋 陽太)
☆ 日本に 生まれし不運 犬ふぐり 青い真珠と 呼ぶ国のあり (町田市 風間 良富)
☆ 枕丁の 香を折りたたむ 紺の傘 (東京都 後藤 博行)
☆ 国境の 空を自由に 往き来する 隠密(ステルス)・幽霊(ファントム)・玄鳥(ツバクラメ)かな (さくら市 大場 公史)
☆ 福島を 逃れし人と 土筆摘む (山口市 浜村 匡子)
☆ 春あさき 雑木林の 奥ふかく あづまいちげは ひそやかに咲く (東京都 山登 吉彦)
☆ ほろほろと 空気ほどけて 春になる (東京都 藤森 壮吉)
☆ 三椏の 咲く道の辺に 紙漉きの 家ほの白し 水のにほひす (浜松市 松井 恵)
☆ 瓦礫にも 心あるらし すみれ咲く (備前市 石谷 みち女)
☆ いつしても何度やっても幸せだ 制服のリボン結ぶ練習 (富山市 松田 わこ)
☆ 流水の きしむ音 聴くだけの旅 (東京都 青木 佳子)
☆ 待つことの よろこび覚えた 春の日に バターナイフを とろとろ洗う (瀬戸内市 安良田 梨湖)
☆ 黄水仙 それぞれの向き 嫋やかに (郡山市 長谷川 朗徹)
☆ ひなまつり はなれて暮らす ばあちゃんの 手紙に入れた 桃の花びら (名古屋市 中村 桃子)
☆ 太陽の 赤を深めて 牡丹の芽 (神戸市 玉手 のり子)
☆ ちこくしそうな 朝だけ通る内緒道 私とパパの 二人の近道 (西宮市 室 文子)
☆ 子等はみな 頭でっかち つくしんぼ (神戸市 涌羅 由美)
☆ 「一両目に乗っています」と あなたから メール届いて この街は春 (瀬戸内市 安良田 梨湖)
☆ 街中が マシュマロのごと 雪の朝 (東京都 大木 瞳)
☆ 雪晴れの 光の春に 早春賦 ハミングしつつ 硝子戸を拭く (四街道市 福本 英子)
☆ 五十センチで 閉じ込められし 春の雪 (秩父市 浅賀 信太郎)
☆ 一本の 補助線引けば 解けたのに 気づかなかった 恋というもの (宮崎市 木許 裕夫)
☆ 貝母咲き 病状すこし よき方へ (熊本市 永野 由美子)
☆ 蓄音器巻きて 昭和を懐かしむ 「雨の夜汽車」の汽笛の音を (大分市 児玉 直)
☆ 春時雨 清少納言に 傘を差す (飯塚市 釋 蜩硯)
☆ 小六で 人生決まっちゃ たまらない ゆずりたくない 第一志望 (名古屋市 中村 桃子)