お茶の時間 (2013 November )       トップへ

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  ☆ 一山を 軽くもちあげ 花芒        (熊本市 西 美愛子)










☆ 思い出して ほしい何かが ある秋の 隅で炎を あげるあの花        (岡山市 酒井 那菜)

















☆ 世の中は バレなきゃよいが 蔓延し        (奈良県(長谷川 カズオ)
















☆ 一匹と一人は 二人ではないが たまに二人と 思う日もある        (坂戸市 山崎 波浪)










  ☆ 老い二人 力あはせて 柿簾        (門真市 奥中 渓水)










☆ 背の高い ススキにさわさわ 見送られ 中学校の 見学に行く        (富山市 松田 わこ)
















☆ また午後の 逢瀬のごとき 秋の蝶        (岡山市 岩崎 正子)
















☆ 「あれはUFO」 「いや飛行機だ」 秋空が おしゃべり誘う 夫との散歩        (イギリス ボイド 知子)










  ☆ 八方が 満足できた 七試合        (神奈川県 平松 健)










☆ いつもより 気合を入れて 髪しばる 目がキュッとなる 今日が始まる        (いわき市 岸本 靖子)


















☆ 爽やかに 難題とけて ゆきにけり        (東京都 長谷川 弥生)

















☆ 秋草の 花言葉なぜか 切なくて 紫苑は 「遠くの人を想う」花        (さいたま市 飯塚 瑠美)










  ☆ 配色の まちがっている 葡萄かな        (京都市 安東 詩織)










☆ ああ今日は 笑ったと思う 久しぶりに 笑ってた自分を うれしく思い        (大館市 浅川 昭子)




















☆ 天辺は 雲を捉へてゐる 新樹         (神戸市 玉手 のり子)

















☆ 瀬戸内の 鰯雲もらい 浜名湖の すじ雲返す 夕べのスマホ        (磐田市 伊藤 正則)










  ☆ 茱萸の実や 五右衛門風呂に 入りたき        (高岡市 野尻 徹治)










☆ 赤とんぼ 赤とうがらし 赤まんま 夕陽浴びつつ 犬に添いゆく        (高松市 桑内 繭)

















☆ 昨日今日 明日明後日 散る欅        (埼玉県宮代町 鈴木 清三)

















☆ つかまえて 抱きしめてから ぴったりの 名前を付けよう あのわた雲に        (富山市 松田 わこ)










  ☆ 実むらさき ひとつひとつに 日の差して        (大阪市 友井 正明)










☆ 田山花袋 茂吉も来り 歌を詠みし この町の露地 地酒の匂ふ        (伊那市 小林 勝幸)

















☆ 木犀の 咲いて少年 声変はり         (芦屋市 酒井 湧水)

















☆ 信じては もらえないけど 女子トイレ ない大学が あったのですよ        (神戸市 田崎 澄子)










  ☆ 濠の水澄み 天守閣 空に澄み        (柏原市 早川 水鳥)










☆ シジュウカラの 陽気に騒ぐ 木の下の 一羽のカラスの 考える顔        (神戸市 田崎 澄子)

















☆ 鶏頭に 手をあてて脈 とるごとく        (羽村市 寺尾 善三)

















☆ 花ならば さしずめみんな 猫じゃらし 三人寄れば 二百歳の夏        (伊賀市 秋田 彦子)










  ☆ 野の色を 引き締めてゐし 吾亦紅        (米子市 中村 襄介)










☆ 蝶が来て 蜂来て蟻も 登り来る 槿忙しく 一日終わる        (秋田県 松田 淳)