お茶の時間 (2013 January )
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☆ 美しく 枝分かれして 大欅 冬の銀河を 瞬かせをり (熊谷市 内野 修)
☆ 来るはずと 袋に名前 祝箸 (東京都 宮内 曳光)
☆ 霜に打たれ 甘くなりたる キャベツ採る 夕べ聞こゆる 牛小屋のこゑ (伊那市 小林 勝幸)
☆ 冬夕焼 実家はいつも 恥ずかしそう (清瀬市 峠谷 清広)
☆ 直球の 僕の気持ちを 見送って ふり向きざまに 君は微笑む (東京都 上田 幸介)
☆ 予約して 師走の帰心 急く空路 (大阪市 真城 蘭郷)
☆ 鹿さえも 酔うて静まる 飛火野に やわらかな雪 しんしんとつもる (奈良市 田村 英一)
☆ 露の手を 合わす湖北の 観世音 (高槻市 会田 仁子)
☆ トーストの 焦げ目でさえも ふるさとの 地図に見えてる 明日は帰るね (富士市 越湖 美紀枝)
☆ あの樹だけ 雀百生り 枯木立 (札幌市 樋山 ミチ子)
☆ 山頭火の 句碑濡れてたつ 雲辺寺 冬の遍路が 荷をゆすり行く (新居浜市 東 京子)
☆ 惑星に 光の届く 寒さかな (静岡市 松村 史基)
☆ ”ちょうど今 生きているんだ” 手に抱いた ハトがしっかり 私を見つめ (太宰府市 須田 紫野)
☆ 日向ぼこ 皆へうきんな 干支のへび (倉敷市 米元 ひとみ)
☆ 二百人 舞台に上がり 二百人 歌い始める 指揮者の背中 (館林市 阿部 芳夫)
☆ 玉砂利を ふめば今年の 音がする (神戸市 森木 道典)
☆ 行間を 読めとばかりに 冬木立 (米子市 中村 襄介)
☆ 少女等や 巫女に憧れ 年の暮 (横浜市 せきね きよし)
☆ 消去法 何度も何度も くり返し 支持政党が まだ決められず (春日井市 伊東 紀美子)
☆ 大根と 人参仲良く 並びけり (横浜市 有村 次夫)
☆ ポインセチアの 鉢二つ売り 行商の 老爺は去りぬ 雪の降るなか (稚内市 藤林 正則)
☆ 七五三 小さき龍馬の 如く立ち (さいたま市 斎藤 紀子)
☆ しっとりと 「くまのプーさん」 ジャズで弾く 甘えん坊の はずの妹 (富山市 松田 梨子)
☆ ニュートンの りんご私の 散紅葉 (福津市 松崎 佐)
☆ 新幹線 乗った途端に 父になる 単身赴任の 君の週末 (江南市 村瀬 雅美)
☆ うたかたや 何処まで流れゆく 秋ぞ (いわき市 馬目 空)
☆ ねえちゃんは 去年とそんなに 変わらない サンタに手紙を 書かない以外は (富山市 松田 わこ)
☆ 落葉焚 昨日も今日も 灰となり (安城市 稲垣 雄二)
☆ 赤き実を 少し食べすぎたる 鳥も 群れに混じりて 空を飛ぶらん (八王子市 瀧上 裕幸)
☆ 雪吊や 風の奏づる 縄の張り (京都市 奥田 まゆみ)
☆ 大根が 肩出し腹出し 肉体美 ほこりて吾に 収穫せまる (青森県 一ノ渡 )