お茶の時間 (2015 Octorber )       トップへ              My俳句手帖(復刻版)

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☆ 夢と仕事まじわる生はどんな味大道芸人にうっとり拍手す       (和泉市 長尾 幹也)










  ☆ 亡母愉快こんな所に吊し柿       (東京都 蜂巣 厚子)










☆ 浜辺にはオイランアザミ咲き群れて川内原発見ゆるが哀し       (熊本市 徳丸 征子)
















☆ 咲き揃ひ風の萩とは贅沢に
       (豊中市 堀江 信彦)

















☆ 平和なる大きなデモの現場にて兵馬俑のごと警官の立つ       (登別市 松木  秀)










  ☆ 絵の中の葡萄の方が美味さうな       (東京都 竹内 宗一郎)










☆ 人生に実りのときがあれば今抱く我に木犀かおる       (仙台市 沼沢  修)
















☆ 名月に地球の未来尋ねけり
       (日進市 松山 眞)

















☆ その川の毛野・絹・鬼怒の変遷を氾濫後に識る暴れ川なり       (下野市 若島 安子)










  ☆ 斯く申す内に炊けたり今年米       (岡崎市 高橋 昌也)










☆ 「ブレーキは未装備ですが走れます」再稼働とはそんなところか       (仙台市 角田 正雄)
















☆ ほんたうは天に咲く花曼珠沙華
       (佐賀県基山町 古庄 たみ子)

















☆ 銭湯の暖簾潜って上見たら星の画の中ゆく宇宙船       (八王子市 間渕 昭次)










  ☆ あの頃の撫子ほどの記憶かな       (金沢市 今村 征一)










☆ インタビューされそうになりシールズの渦に逃げ戻る我子のデモデビュー       (東久留米市 関沢 由紀子)
















☆ 水没の地蔵の空や赤とんぼ
       (柏市 藤嶋 務)

















☆ しばらくは同じ曼珠沙華の道一人二人と別れて一人       (島田市 水辺 あお)










  ☆ 秋の夜や肴もなしに飲む地酒       (長崎市 田中 正和)










☆ 自衛隊に救われし命数知れずこのままでいいこのままがいい       (諏訪市 小林 幸子)
















☆ 露の世に墳より出でしガラス玉
       (大阪市 田島 もり)

















☆ 教頭は全校児童九名の父さんとなり稲刈り終わる       (霧島市 久野 茂樹)










  ☆ 斑鳩の雲美しき日の帰燕かな     (神戸市 玉手 のり子)










☆ 憲法の決壊すれば濁流はあっという間に平和を流す       (東京都 吉竹 純)
















☆ 爽やかに漁師を継ぐと応へけり
       (霧島市 久野 茂樹)

















☆ ウソつきは大人のはじまります寿しの淡いピンクが意地悪を言う       (富山市 松田 わこ)










  ☆ 往復の道しるべかな彼岸花       (札幌市 香田 眞梨子)










☆ 銀砂降るごとく海面をしぶかせて細魚の大群過ぎては戻る       (舞鶴市 吉富 憲治)



















☆ 鶏頭の緋は哀しみの色かもと
       (神戸市 内田 あさ子)



















☆ 守っても国は人々を守らない私が歴史から教わったこと       (佐渡市 藍原 秋子)










  ☆ 室の津の遊女の墓や実むらさき       (加古川市 森木 史子)










☆ コーヒーがこの世にあって助かった「コーヒー飲む?」でいつも仲直り       (東京都 上田 結花)