お茶の時間 (2015 Jun )
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My俳句手帖(復刻版)
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☆ 草色を出てあぢさゐの始まりし (福知山市 宮本 幸子)
☆ どくだみの根は地獄まで続くという地獄へ続く庭に老いゆく (上越市 小林 サチ子)
☆ 薔薇園であうよろこび持ち寄りて (荒尾市 鶴田 幾美)
☆ ネジバナにホタルブクロにイカリソウ庭の除染土のみ込んでゆく (さいたま市 箱石 敏子)
☆ 満潮つる如く神輿の集ひけり (我孫子市 岡村 英)
☆ 新緑の深山に跳ねる鹿の子の白毛のお尻リボンのごとき (小城市 福地 由親)
☆ これ以上多く望まず茄子漬 (金沢市 今村 征一)
☆ 待つのって幸せな気持ち紫陽花の米つぶほどの蕾見つけて (東京都 上田 結香)
☆ 夏が来ておつぱいの大きい子ニヤニヤ (新潟市 駒形 豊)
☆ 四月末やつと番になる燕今年も付ける子燕日誌 (佐久市 西村 忠士)
☆ サラリーマン劇画のやうにビール飲む (東京都 竹内 宗一郎)
☆ キャストから大凡(オオヨソ)のこと推量しうつらうつらと時代劇見る (名古屋市 田中 稔員)
☆ 熊蜂のドローンに似たる動きかな (高山市 清水 栄子)
☆ ウミガメのくる浜にごみ拾う子のうしろに迫る原発の壁 (浜松市 松井 恵)
☆ 七十になつても末つ子金魚玉 (飯塚市 古野 道子)
☆ 樹雨ふる御蔵島の森の巨樹に生ふ大たにわたりの若葉いきほう (埼玉県 酒井 忠正)
☆ 水面にも分かつ明るさ若楓 (神戸市 玉手 のり子)
☆ さわやかなはずの五月に招かざる台風が来たオスプレイが来た (東京都 北条 忠政)
☆ 滝音にことばを返す隙間なし (東京都 望月 清彦)
☆ ヒメジョオンセイヨウタンポポネコジャラシよく来てくれた除染の庭に (福島市 米倉 みなと)
☆ この夏の圧迫感は何だらう (横浜市 込宮 正一)
☆ サラダ菜を一枚ちぎりモグモグとわたしウフフ・・・あお虫きぶん (千葉市 成田 智恵子)
☆ 国防てふ美名訝し芥子の花 (神戸市 西村 誠一)
☆ 五月の風シナモンの香り友のメール今朝の私を吹き抜けたのは (東京都 上田 結香)
☆ 放尿は植田にすべしとふ家訓 (周南市 木村 しづを)
☆ しなやかに首を伸ばして揺れる青矢車草の頃思う人 (奈良市 山添 聖子)
☆ 消えさうな虹の映りし雲の景 (富津市 三枝 かずを)
☆ 黄鸚鵡が波形に飛ぶ残像は新体操の黄色いリボン (松阪市 こやま はつみ)
☆ 伸びる草反転したき気分あり (市原市 斉藤 圭子)
☆ ロールキャベツをパスタで結ぶあの人はたぶんとっても優しい人だ (長野市 小山 美由紀)