詩と写真のコラボレーション (2006 April)
☆ ケータイも ここは圏外 山ざくら (松山市 能仁 尚志)
(日本一の高燈籠 琴平 →)
☆ 青空が 心に刺さる 土曜日の午後は 独りでいたくないのに (長崎市 牧野 弘志)
(ジョン万次郎像 足摺岬)
☆ もう一つありし 遍路の土佐日記 (福津市 松崎 佐)
☆ 照れておる ああ照れておる 照れておる 蝶々と遊ぶ お地蔵さんが (いわき市 馬目 弘平)
◆ お遍路から無事帰ってきました♪
お遍路の日記は、こちらをどうぞ。

◆ 2周目のお遍路に出かけ、その間は休刊します♪
2003年初夏から2004年春にかけて、阿波、土佐、伊予、讃岐の4県を4回に分けて四国のお遍路道を歩いた。
一番の霊山寺から始めて八十八番の大窪寺まで歩いて【結願】し、高野山へお礼参りも済ませた。
お遍路を歩いている日も、モバイルノートから毎日、写真と日記をCafestaへ書き込んだのも懐かしい思い出だ。
インターネットに接続するため、携帯をDocomoから au に変更し、パケット代は全部で10万円くらい使ったろうか。
リュックの重さや足の豆、腰の痛みに悲鳴を上げたが、それも今は懐かしい思い出だ。
「さぬき市おへんろ交流サロン」で【四国八十八ヶ所遍路大使任命書】をもらったのも良い記念となった。
結願から二年たって、また四国のお遍路道を歩きたくなった。
今回は、【高知→足摺岬→宇和島のルート】を歩くことにした。

この部分は、およそ270kmになるが、お寺は33番→40番の8寺しかない。
一日に平均27km歩いたとして、10日の行程となる。
2年前と比べて体力がどれほど落ちているか、いささか心配だが無理はしないでのんびり歩こうと思っている。
多分、2週間ほどの旅になるだろう。
遍路道で四国の暖かい人情に触れるのが今から楽しみだ。
今回の四国入りは、夜行高速バスを使うことにした。新宿発 20:00→高知着 7:40(予定)(12500円)。
到着したら、朝食をとり早速歩き始める予定。
今回は荷物を軽くするためモバイルノートは持たないことにした。
デジカメ用に1GBのメモリーカードを新調した。画質を中位にすると約1000枚格納できる。
Cafesta日記は携帯からアクセスして簡単に書こうと思っている。
(写真のアップは出来ないだろう)
『詩と写真のコラボレーション』もお遍路中は休刊します。
では、行ってきます♪
☆ 咲き初めし 花に流るる 時間かな (熊本市 永野 由美子)
(花海棠)
☆ おばあちゃん もしもしもしもし おばあちゃん 電話のむこうに 春のあし音 (防府市 波多野 桂子)
☆ 醜草も 名草も ひとつ庭に萌ゆ (南国市 岩城 鹿水)
(仏の座)
☆ ポケットに腕章しまい 桜樹の蕾に触れる 断交前夜 (市川市 今村 恵子)
☆ 産土の 神の初花なれば尚 (荒尾市 鶴田 幾美)
(富士桜)
☆ 魚偏に春の 鰆が跳ねており 木偏に春の 椿が咲けば (大阪市 蔦 三郎)
☆ 一合の 飯を握って 花の山 (嘉麻市 江崎 義人)
☆ 春一番吹く日 スタバにそれぞれの風運び来て 人らさざめく (東京都 佐藤 佳子)
☆ 肥えたるは 梅が蕾と その主 (秦野市 熊坂 淑)
☆ 春の雨 ふとき樹幹をくだるとき 聖者のように 木は黙し立つ (浜松市 松井 恵)
☆ 一周忌 友の愛せし 桜餅 (金沢市 三輪 梅生)
☆ あたしたち けっこんなんかしないのと おえかきしながら 舞と早紀ちゃん (松戸市 花嶋 八重子)