詩と写真のコラボレーション (2004 April)






   ☆ 父母の しきりに恋し 雉の声    (芭蕉)
(↑ 高野山・奥の院にて)






◆ しぐるるや しぐるる山へ 歩み入る  うしろ姿の しぐれてゆくか  (山頭火)


(↑ 88大窪寺への道にて)








☆「心の支え」    by カスミ

君の小さな一言が
  僕の大きな心の支えになる

それだけで ただそれだけで
  僕は今日も立っていられる

君のさりげない一言が
  僕のかけがえのない宝物なんだ


(87長尾寺への道にて →)











☆ 山つつじあかくほころぶ島 瀬戸に春一番の大潮は来つ      (堺市 鶴野 郁子)


(66番・雲辺寺への道で)







☆ 遠き日のごとくに はるか山桜    (福岡県 松永惟道)
(85八栗寺からの下山途中にて)






☆ こうこうと 旅する日々の 木の実の ふるふる   (山頭火)


(88番・大窪寺への途中、多和小学校そばにて)






■ 四国遍路パート4「涅槃の道場」篇はこちらをご覧ください。   (4/21) →HP






◆ 共に暮らす姑と行くみち遍路みち この木立こそ光に逢う道    (西宮市 東谷 節子)






◆ 四国遍路パート4(讃岐の国)に出かけるので、その間は休刊します。  (2004/4/12〜22)

 昨年、三回に分けて「阿波の国・発心の道場」「土佐の国・修行の道場」
「伊予の国・菩提の道場」を歩いてきて、残るのは「讃岐の国・涅槃の道場」となりました。

旅の予定は、

一日目:出発ー予讃線・観音寺ー67大興寺
二日目:66雲辺寺ー68神恵寺ー69観音寺ー70本山寺
三日目:71弥谷寺ー72曼荼羅寺ー73出釈迦寺ー74甲山寺ー75善通寺ー76金倉寺
四日目:77道隆寺ー78郷照寺ー79高照院ー80国分寺
五日目:81白峰寺ー82根香寺ー83一宮寺ー《高松泊》
六日目:84屋島寺ー85八栗寺ー86志度寺
七日目:87長尾寺ー88大窪寺
八日目:(10切幡寺ー1霊山寺)−《徳島泊》
九日目:高野山・金剛峰寺(和歌山県)ー《奈良泊》
十日目:奈良観光
十一日目:帰京

 天候や体調次第もあるので、途中で予定を変更するかも知れませんが、これで 無事に【結願】となりそうです。

 今回の遍路部分は、電車・バスを使う場所が少なく、およそ180kmの行程となりそうです。
 讃岐の国の人たちとのふれ合いや、本場・讃岐うどんが今から楽しみです。

 前回同様、毎日の宿からその日の写真と旅日記をCafesta日記にアップしたいと考えています。 (アップは翌日早朝。携帯の通信費節約のため)
→ Cafesta別荘 → トップ/日記 参照  

 では、行って来ます。





☆ ほほゑみのごとく かがよふ春の水   (福岡県 松永 唯道)






◆「山は手をつないでいる」という 小三の孫にもあったか ひとりぼっちが  (いわき市 鈴木 一功)


(↑ 予讃線の車窓から)







☆ あなたが好き     by mizel    →HP

素のままのあなたが好き

気取らないあなたが好き

たまに

どーんと落ち込んでも
無理して
がんばらなくてもいいように
そっと支えてくれてる

あなたが好き








☆ 去年の春逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は迎へけらしも   若宮年魚麿(わかみやのあゆまろ)・万葉集









☆ 家毎に パンジー咲かせ 宿場跡    (福岡市 黒田 純子)







☆ 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし    (業平)












☆ でもね・・    by キャンディ    →HP


甘えてくれるのは
嬉しいから

元気を分けてあげたいって思う

でもね・・

甘えん坊のあたし
どうしたらぃぃ?


(日向みずき →)






☆ 家五軒 住人四人の雪の村 声かけ合うて春を待ちいる       (明石市 田井 芳枝)










 『是でこそ登りかひあり 山桜』    (小林一茶)



(↑ 小林一茶の句碑。 65番・三角寺にて)







☆ ここでない場所ならいいの落ちて行けと 明けない夜のふちでキスする   (館林市 高島 ミツ)











☆ 深呼吸      by ひまわり    →HP


太陽を浴びながら

深呼吸
心も頭もからっぽにして

深呼吸
ほら、元気になれたでしょ?

気持ちが良いね。
太陽からのステキな魔法の贈り物…


(ハナニラ →)





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