詩と写真のコラボレーション (〜2002/10)




(琴音 →HP)   紅葉燃ゆる 裾野の里に 朱染めて      目の位置に 紅葉濃くして 思考止む  (わっく →HP)
           (黒部平) (10/16撮影 27UP)








☆秋色のジュータン      まりりん♪  →HP


 秋の長雨続く日も 明日のためにあるようで
 肌に感じる冷たい風が 少しだけ身にしみる
 空気のきれいな 自然の山々に目を向ける
 ほんのり色づく紅葉も 静かな空気の中で
 明日は素敵な 秋のジュータンになる♪


     (まりりん♪ が 紅葉・左の写真に詩を創ってくれました。ありがとう! 10/23)














☆時として・・・     まりりん♪  →HP

 きらきら輝く水面に一滴の輪ができた
 周りの静けさに気を配りながら
 はしゃぎまわった体を休めるかのように
 この広い大地を駆けめぐり出会い
 そして安らぎ 優しさ 
 時として・・・愛が芽生える

 この大きな水面に一滴の輪ができた
 周りの緑もモノトーンへと変わるように
 この広い湖面を駆けめぐり出会い
 そしてゆとり 静けさ
 時として・・・ひとつになる

 きらり輝くわたしは とんぼ






(爺ケ岳 信濃大町より)               『 男の子 』   by ミト  →HP

男の子ってずるいよ。

昔は背だって
重ねた手の平だって変わらなかったのに。
取っ組み合いのけんかだって
腕相撲だってしていたときもあったのに。

相手にしてほしくて
大きな声を出して
冷たくされて
涙を流して
あの頃と
ちっとも私は変わってないのに。

優しい目で
心地よい低音の声で
何気なしに
ひょいっと重い荷物を持ってくれる
あの頃とは違うあなたは
まるで知らない人を見てるみたい。

ただ1つ
あの頃と同じように
名字で私を呼ぶ
照れくさそうなあなたを見て
私はあなたはあなただと確信したの。






      

 秋の菊 にほふかぎりは かざしてむ

   花より先と 知らぬわが身を


 紀 貫之         









  『 虹 』    by いちご     →HP

どこまで行ったら
虹の真下に行けるんだろう
もっと遠く
もっと遠く
ずっと遠くて
見えなくなるところ
あなたの心もこの虹に似ている
















☆・。・゜・。・゜・。・゜・・。・゜・。・゜・。・゜・☆
                『 路の途中 』       by ミント     →HP

夢を追いかけ ここまで来た
悩んだり 迷ったり
辛さに負けそうになったけれど
後ろを向いてはいけない
前を向いてしっかりと
歩んでいこうよ
いつか
夢が叶う日が来るまで…
☆・。・゜・。・゜・。・゜・・。・゜・。・゜・。・゜・☆









 

『 あなたに会いに わたしはきたの 』      まりりん♪
  →HP


 春には 小さな芽をふいて    
 夏の陽射しや 風にも負けず
 あなたを想って わたしはきたの

 ゆらゆら あなたにもたれ
 ほんのすこしの 休息のため
 あなたが好きで わたしはきたの

 覚えてください わたしを
 わたしのなまえは ラディアン♪


       (右のコスモスがラディアン・スペシャル種です♪   Cafestaのまりりん♪さんが この写真の花にと詩を創ってくれました。  ありがとう、まりりん♪)










☆薄桃色のガーベラ     まりりん♪  →HP

 優しさに包まれて何を想う
 ほんのわずかな時が過ぎる
 花びら一枚一枚に想いをこめて
 あなたに届けと願うわたし

 優しさに包まれて何を想う
 時が止まれと心の叫び
 薄桃色のガーベラに心をたくす
 あなたが気づくと願うわたし


(←クジャクアスター)










  クローゼットのすみに 
小さな水色の箱があります
観るときっと泣いちゃうから
ほとんど開けないことに決めてるけど・・・

箱の中は写真で
2人で撮ったものがほとんどだけど
最後のころの写真は
2人で写っていても
いつのまにか彼にしかフォーカスを
あわせられなくなった
私が写っていた

                         『 写真 』   by いちご     →HP

  
(大きな○○の木の下で・・・)     昭和記念公園・立川     (シーシェル種)    (10/4)

 あなたが優しくわたしを包んでくれる
 冷たい雨の日も冷たい風の日も
 あなたが優しくわたしを包んでくれる
 強い陽射しや強い風からも

 あなたがいるからわたしは綺麗になれる
 寂しいときには手をさしのべて
 あなたがいるからわたしは綺麗になれる
 楽しいときは優しく笑顔で

 わたしがあなたに出来ること
 いつもきらきら輝いてあなたを見つめること
 わたしがあなたに出来ること
 いつもきらきら輝いてあなたの愛に応えること

                         ☆薄紅のコスモス   まりりん♪   →HP









  

  何処を通ってきた風?
森の香りが 漂う夕べ。
針葉樹の香りが 運ばれてきた。
  林の木々をくぐって   私に逢いに来たの?

                   涼しき夕べ    by Jasminum   →HP








  チングルマ

 富士に雪来にけり 銀木犀匂う    (余志子)








(金子みすず    9/28 UP)

 
  (巾着田 埼玉県日高市にて撮影  2002/9/25)

  理想郷にはまだ遠く
  ゴールははるか彼方
 だから毎日精一杯がんばろう
 何年でも何十年でも
君のために走り続けるよ
だから・・・・・
                            願い・・   by 華月   →HP
★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆★★☆☆★


 
        実むらさき 薄むらさきに 染みにけり    (及川むらお 仙台市)

    陰暦の八月十五日は中秋の名月、十五夜ですね(^^)
    今年は、9月21日がそうでした。 皆さん、ご覧になりましたか?

    この前日なら小望月(こもちづき)を愛でる待宵

    1日後なら十六夜(いざよい)
    2日後なら立待月(たちまちづき)
    3日後なら居待月(いまちづき)
    4日後なら寝待月(ねまちづき)   または  伏待月(ふしまちづき)
    5日後なら更待月(ふけまちづき)









(スイスにて     9/20 UP)

☆・。・゜・。・゜・。・゜・・。・゜・。・゜・。・゜・☆
一つの恋が終わるたび
一歩一歩と大人に近づいていく
たとえ傷付いたとしても それはきっと
幸せへとつながっているのだから
恋することを恐がらないで
いっぱいいっぱい恋をしよう
☆・。・゜・。・゜・。・゜・・。・゜・。・゜・。・゜・☆

                           幸せへの階段  byミント →HP








 
  美月 →HP








           秋来ぬと 合点させたる くさめかな     与謝 蕪村
  







    


かけた情けは 水に流し     受けた恩は 石に刻む
      (安曇野 道祖神の刻文)

人の短を いふ事なかれ   人の長を とく事なかれ
   物いへば 唇寒し 秋の風
     松尾 芭蕉







  
     川原の すずしくもあるか うちよする波とともにや 秋は立つらむ   紀 貫之







秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風のおとにぞ おどろかれぬる   藤原 敏行
紋別 戸隠







   娼家の美女 鬱金香      飛び去り飛び来る 公子の傍ら
的的たる殊廉 白日映え    俄俄たる玉顔 紅粉装う
花際徘徊す 双挟蝶      地辺顧歩す 両鴛鴦
国を傾け城を傾く 漢の武帝     雲と為り雨と為る 楚の襄王 

                               (公子行  劉庭芝)

(信州大峰高原にて   2001/08)

           



   スカートに 埴輪のごとく

      短パンを  重ね穿きする  女子高校生
     (羽村市 安本 文紀   アサヒタウンズより)

















    翼を下さい。 大きな大きな翼が欲しい。 その翼であなたの元へ飛んでいくわ。
        翼を下さい。 真っ白で綺麗な翼が欲しい。 その翼であなたの心へ飛んでいくわ。
          翼を下さい。 勇気を下さい。      そして、私に愛を下さい。
                                                翼をください
  (ゆっきい)→HP


 
(from isize.com pcsoudan 2001/12)






      私が一輪の花なら    あなたはその花を照らす太陽       太陽がないと花は咲かないから…
             私が右足なら        あなたは左足        両足揃ってないと歩けないから…    運命共同体
( ゆっきい )→HP

   (あいだ みつお 02/8)

   (サルスベリ 02/8)


     
  (山梨県明野村にて 02/7)




 ビル風が セットの髪を ベッカムに      (米盛治子)

(朝日新聞 02/7)




 短冊に 書けぬ願いを もっている      (渡辺雅子)

(古代蓮の郷・行田市)

 行水とシャワーの違い知る臍(へそ)ぞ


 本名を豆腐 芸名冷奴      増山 山肌 『知命の譜』より




(朝日新聞 02/7)

(ひろはま かずとし)

(朝日新聞 02/7)

     水辺の花(天城高原にて)(02/6)

                五行歌             (選:草壁焔太 イラスト:岩崎千夏  朝日新聞  2002/6)

(サイボクにて取材)

 不思議

 私は不思議でたまらない、                       、
  黒い雲からふる雨が、      私は不思議でたまらない、
   銀にひかってゐることが。    青い桑の葉たべてゐる、
                       蚕が白くなることが。

 私は不思議でたまらない、                       、
  たれもいぢらぬ夕顔が、     私は不思議でたまらない、
   ひとりでぱらりと開くのが。    誰にきいても笑ってて、
                            あたりまへだ、といふことが。

                         ー金子 みすずー

 さあ 目をつぶってみて
 心の中に 青い空が 見えますか
 時がたち 景色が かわってしまっても
 その青い空を 見上げている
 子供のあなたが いまも そこにいますか

                 ー富永りか&芽衣ー