詩と写真のコラボレーション (2006 July)














☆ ひしめきて 睡蓮 水も見えぬほど       (和歌山市 見奈美 輝彦)



(北大キャンパスにて)













 ☆ 吾よりも 長き樹齢や 夏木立      (松戸市 林 克己)
(美瑛の丘 ケンとメリーの樹)








◆ 噴水や 水の喝采 尽きるなし     (渡辺 恭子)


(札幌 大通り公園)










◆ 北海道旅行 2006     パート 1      パート 2      パート 3     







◆ 14日〜28日、北海道へ旅行に出かけます。
コラボレーションはしばらく休刊します。



函館 → 小樽 → 富良野 → 知床 → 稚内 → 礼文島 → 層雲峡 → 旭川 → 札幌
 寝台特急カシオペアで帰京









 ☆ 鯉の色 沈めて梅雨の 池であり     (東京都 高城 美枝子)







☆ 金毘羅の案内人は 今日もまた 石段昇るや 客励まして     (須賀川市 柿沼 良訓)

















☆ ところてん 昭和がふっと 顔を出す     (藤田 湘子)

















☆ 玉電の渋谷の駅の 壁を背に あなたが待っていた 遠い日のわたし     (北杜市 中田 幸子)









 ☆ 悪友に こんな娘が 藍浴衣      (栃木県 あらゐ ひとし)







☆ あやめ咲く 水郷に来て 我もまた 花嫁送る 一員となる       (横浜市 岩下 みち子)

















☆ 噴水の水 一塊がもちあがり      (新潟市 伊藤 隆)

















☆ 新幹線とは 古里の山川に 凭れる コンクリートの大蛇      (八戸市 類家 有二)













モノトーン    by るな☆


なんでこんなに好きになったんだろう

どうしてあなたじゃないとダメなのかな

どうかしちゃったのかなワタシ

どうしてこんなに切なくなるの?













☆ おしゃぶりをして 子の眠る乳母車 日陰えらびて 薔薇園をゆく      (高松市 菰渕 昭)





















☆ 大いなる滝を 師のごと 仰ぎけり     (新潟市 沢田 勉)




(払沢の滝 →)
















☆ やまかわは かわらざれども ふるさとに ふるさとはなし ぐみのはなちる    (夕張市 美原 凍子)









 ☆ 名月に ふもとの霧や 田のくもり     (松尾 芭蕉)
(高幡不動尊 芭蕉句碑)






☆ パレットに絵の具 めろめろ押し出して 山もあの子も 一緒に緑      (南魚沼市 五十嵐 とみ)