詩と写真のコラボレーション (2003/June)






 7/1〜? 四国遍路パート2(高知・修行の道場)に出発します
留守中は「詩と写真のコラボレーション」を休刊します。
(ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします)
遍路旅日記はこちらをご覧下さい。→お遍路(2)【土佐の国・修行の道場】




◆ パート2の行程(予定)

 1日目:出発ー徳島で宿泊
 2日目:JR牟岐線で鯖瀬へ。(番外)鯖大師へ参拝。歩き始める。(民泊)
 3日目:55号線に沿って歩く。(民泊)
 4日目:室戸岬。御蔵洞。(24番)最御崎寺。(民泊)
 5日目:(25番)津照寺。(26番)金剛頂寺。(民泊)
 6日目:(27番)神峰寺。(民泊)
 7日目:(番外)極楽寺。(民泊)
 8日目:(28番)大日寺。(民泊)
 9日目:(29番)国分寺。(30番)善楽寺。(31番)竹林寺。(民泊)
 10日目:(32番)禅師峰寺。(33番)雪渓寺。(34番)種間寺。(民泊)
 11日目:(35番)清滝寺。(36番)清龍寺。(民泊)
 12日目:帰京(ルート未定)

(高知には後、37番ー39番までありますが次回に残しておく予定。)





◆ 延喜式よりの囀り 杜にあり  (名張市 福山悦子)

◆ 戸一枚 囀りへあけ 阿弥陀堂   (吉川 信子)









☆ そばに・・・     by いちご   →HP

あなたの手に届く位置に
私は居るのに

あなたの寝息がかかる位
近くに居るのに

こんなに寂しいのはなぜなんだろう

切ないくらいそばに居るのに
不安にさせる何かが
私たちの間にはあるんだと思う









◆ 神の意に従って咲く花を見て 独り静かに休日過ごす  (生駒市 宮田 修)


(↑ 未央柳)









☆ おもいで     by ☆ゆりあちゃん☆(Μ)   →HP



     楽しい時間に
      一瞬
  止まったような気がする

     こうやって
     楽しいことも
      すべて
      思い出に
   変わっていくのかと


(ヤナギラン 玉原スキーリゾートにて →)








☆ いろつやをほめて 口にさくらんぼ   (京都市 平木としゑ)
☆ さくらんぼ 一粒ごとに灯に映す    (名古屋市 林 半寿)



(↑ 南アルプス市・白根の佐藤錦)









☆ 振り向いたらキミがいた    by まりりん♪   →HP



 振り向いたらキミがいた

 いつも一緒じゃないけれど

 困った時にはいつもいる

 力を貸してくれるキミがいた

 いつか恩返しできるように

 お互いの心に誓った・・・


(←山梨県勝沼 ぶどうの丘にて)






◆ 光り合う新樹 重なり合う新樹   (大牟田市 介弘 浩司)


(群馬県 玉原スキーリゾートにて)








☆ 紫陽花のように     by ☆ipu   →HP



紫陽花のように

変わりやすい心

そんなふうに変われたら

とても楽なのに












☆ 裸子を大切に抱く裸かな    (上野市 川本 昴)


(神代植物公園にて)




◆ 『詩と写真のコラボレーション』も200回となりました。
   皆さんのご協力に感謝申し上げます。









☆ DESTINY→?    ☆姫☆ -M- 88%   →HP


    私が

         あなたに出逢える確率は

    一体

         どのくらいだったのだろう














◆ 服あふれ靴あふれ籠にパンあふれ 足るを知らざる国となり果つ  (富小路祥子)








☆ 凛    by 白雪   →HP

凛とした生き方がいい

誇り高く清らかに

凛として生きられたら

難しいかもしれないけど

そういう生き方がいい

そうできたらと願う



(信濃境にて 前方の山は甲斐駒ケ岳)






☆ 単純に喜んでゐる桃の花   (埼玉県 内野 修)




☆ 路線変更?    by pantu   →HP

  降り注ぐ 月の光を身に浴びて
       同じ時間を 見つめればこそ



(神代植物公園にて)



☆ よべの雨 沙羅の芽先を割りにけり   (吉川 信子)


(シャラの花 自宅の庭にて)












☆ 大空飛び回りたい      by まりりん♪   →HP


 晴れたからもうだいじょうぶ

 元気になれるね

 木にとまる小鳥達も

 きっと歓迎してくれるね

 もしもほんの少しだけ

 羽をかしてくれるなら

 この青空飛び回りたい

 いいよね・・・いいよね











◆ 今日の湯に静かに浮かぶ菖蒲かな  (松戸市 中山一夫)










☆ 出来なかったこと  by いちご   →HP


きっと私が孤独を感じたのは
あなたと向き合えていなかったから

嘘をついたりしたわけじゃないけど
一緒に居ても孤独だった

それはあなたのせいではないし
後悔してももう遅いこと

私が、他の誰でもなく
自分と向き合えていなかった証拠だから



(ルピナス 相模原公園にて)















☆ 生きんとし精一杯に口ひらく 雛のきそえる初夏の梁   (香川県 山地 千晶)









☆ えんぷてぃー    by さかなのくち   →HP

空っぽの僕
小人達が憐れんで
僕の中にたくさんつめてくれる

小人達はとてもやさしく
空っぽの僕に
いろいろなものをいれてくれる

もう いっぱいだよ
もう いらないよ

小人達はきづかない
僕の心は空虚なまま








◆ まぎれなくわれは国人 花便りに誘われ友と会津に向かう   (郡山市 安部 壮作)


(白根葵  尾瀬ヶ原にて)






☆ レモン色の春のコートを掛けたれば 如月の部屋うふふと笑う   (松戸市 花嶋 八重子)








☆ 細胞    by ☆姫☆ -M- 88%   →Cafesta HP


どっかなつかしいそんな瞬間

きっとおぼえてるの

わたしのひとつひとつが
















☆ さいはての 花を旅する人となり    (日野市 石塚比呂志)


(相模原公園にて)










☆ 薄れゆく記憶    by 白雪   →HP

薄れゆくのが悲しいわけじゃなく
忘れてしまえるのなら

それだけの想いだったんだと
冷めてる自分が切ない

簡単にさよならできるのなら
きっとそれだけの恋

悲しい恋



(尾瀬ヶ原にて →)







☆ 薔薇見んと 窓を開ければ薔薇の風  (倉敷市 三木瑞恵)




☆ 煌めき     by pantu   →HP

  手にとれば たやすく壊れ 傷付ける
         それでも懲りず また手を伸ばし







☆「花束」     by カスミ


現実と 空想と 思い出の狭間に
  咲いてる言葉を摘みながら
    小さな花束ができました

いつかはやがて 枯れてしまうのだろうけれど
せめてもう少しだけ あと少しだけ
  あなたの傍で咲かせてください

  あなたの傍で……


(神代植物公園にて →)






☆ 春風の如し 彼女は奈良に住む  (伊丹市  坂本 武)


(神代植物公園にて)