お茶の時間 (2017 July )
トップへ
My俳句手帖(復刻版)
Counter from 2011/06/30
Last update 2017/07/31
過去のログはこちら→
【2017年】
06
05
04
03
02
01
【2016年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2015年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2014年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2013年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2012年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2011年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2010年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2009年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2008年】
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2007年】 12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2006年】 12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2005年】 12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2004年】 12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2003年】 12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
【2002年】 12
11
10
☆ 「雨の日は集中できます」雨音と静かな呼吸ヨガの瞑想 (東京都 上田 結香)
☆ 長崎はブーゲンビリア似合う街 (長崎市 濱口 星火)
☆ 防風林松はほとんど直立し盆栽の松と生き方違ふ (鶴岡市 野沢 このみ)
☆ 朝顔の実生繋げて二十年 (仙台市 柿坂 伸子)
☆ 御納戸色の空を蝙蝠とび回る密告社会が来るのだろうか (春日井市 伊東 紀美子)
☆ お日様の匂ひを散らす日傘かな (市川市 高野 厚夫)
☆ 白詰草の花にかがめばペリム紀を知っていそうな蜥蜴の奔る (宝塚市 櫂 裕子)
☆ 麦の秋空が野山に降りてくる (新潟市 岩田 桂)
☆ 溢れ出るインテリジェンスが魅力的野際陽子の姑の役 (横浜市 滝 妙子)
☆ 九条を抱き締め茅の輪くぐりけり (前橋市 荻原 大空)
☆ 理想のひとに出会ったごときポスターよ尊厳死協会にためらわず入る (大阪市 藤田 ミヤ子)
☆ 風鈴の修羅からひとる選びけり (日光市 渡辺 全朗)
☆ 新しき鉛筆削る愛用の古きナイフに木の香匂い来 (船橋市 藤井 元基)
☆ 空の青入れてととのふ金魚玉 (洲本市 高田 韮路)
☆ カンバスも画架も絵具もひっそりと我のやる気をじっと待ってる (三島市 渕野 里子)
☆ 空梅雨の三連水車廻りけり (伊万里市 松尾 昭良)
☆ カマキリの面構えぞ良き害虫食い稲や野菜は食わぬカマキリ (松戸市 猪野 富子)
☆ 父の日に百薬の長届きけり (柏市 藤嶋 務)
☆ 大勢で寄り集まって一つの美つくるのが好き紫陽花が好き (東京都 上田 結香)
☆ 吹かれてはまた戻り来る糸蜻蛉 (松阪市 谷元 清志)
よせる波はあなた かえす波はわたし
二人がひとつの波となり 恋の道ができました
ひく波はわたし 追いかける波もわたし
ふたつの波が去っていき 恋の道は消えました
初夏の海でのことでした (和恵wae)
☆ 噴水や水の命の競ひ合ふ (神戸市 岩水 ひとみ)
☆ ロボットの白きアームも頭下げ電脳戦の対局始まる (調布市 長山 弘)
☆ 名園の水に育ちてあめんぼう (熊本市 加藤 うゐ)
☆ 和太鼓をどんどんカッカと打ち鳴らす白人女性は八十歳とや (アメリカ 古田パーキンス和子)
☆ 夕焼けの今日の一日を惜しみけり (尼崎市 田中 節夫)
☆ ロボットがときどき歩くことがあるつくばの道を行く我はヒト (さいたま市 大久保 歩)
☆ 不器用の晩成信じひきがへる (高岡市 野尻 徹治)
☆ 国民は共謀罪で監視されマイナンバーで括られている (三郷市 木村 義煕)
☆ いつの世も戯画になりたる蛙かな (泉大津市 多田羅 紀子)
☆ 乳牛の乳房の太さ搾らねば死ぬとう乳房のそのあたたかさ (佐世保市 近藤 福代)