お茶の時間 (2017 November )       トップへ              My俳句手帖(復刻版)

Counter from 2011/06/30                Last update 2017/11/30
過去のログはこちら→    【2017年】   10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                      【2016年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                        【2015年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                         【2014年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01

                       【2013年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                       【2012年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                        【2011年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                         【2010年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01

                       【2009年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                        【2008年】   12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                         【2007年】  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                          【2006年】  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01

                        【2005年】  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                         【2004年】  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                          【2003年】  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01
                           【2002年】  12  11  10








  ☆ 大琵琶の点睛得たり初鴨来       (西宮市 近藤 六健)










☆ 部活動の日曜出勤「いたしません」と叫んでみたい教師X       (千葉市 愛川 弘文)










☆ イケメンと言はれ頷く七五三       (多摩市 谷澤 紀男)   








☆ 仏像ってどれかは自分に似てるよと やだ天邪鬼私に似てる       (東京都 佐藤 知寧)










  ☆ コスモスや本音を言えば演歌好き       (甲斐市 松田 健嗣)










☆ 立川市のスーパー訪えば福島の紫紺の茄子は客を恋う顔       (福島県 余所野 晶子)










☆ 老木にして初々し初紅葉       (今治市 横田 晴天子)   








☆ 昨日より近づいたらしく山火事の煙はげしく匂う朝なり       (アメリカ ソーラー泰子)










  ☆ 木の実独楽回して地球くすぐりぬ       (茅ヶ崎市 味村 京子)










☆ 柿200吊りて明るくなれる顔灯してラボへ戻り行く友       (水戸市 中原 千絵子)
















☆ もや突いて鹿にやつした神集ふ
       (奈良市 頃末 佳弘)

















☆ 海原に雲ひとつなき水平線土佐はまっこと広き国ぜよ       (高松市 島田 章平)










  ☆ 日を溜めて虫鬼灯となりにけり       (神戸市 高橋 純子)










☆ よりましな地獄を選ぶしかないと手をひかれ来ぬ第2投票所       (所沢市 風谷 蛍)
















☆ 稲刈りを終へて教師に戻りけり
       (今治市 横田 晴天子)

















☆ 弦楽の音の水位の上がり来てトランペットのソロを呑み込む       (可児市 前川 泰信)










  ☆ 人類の滅びしのちも鳥渡る       (町田市 枝澤 聖文)










☆ 落とした時の方が拍手が大きくて文化祭の庭ジャグリングの会       (東京都 上田 結香)
















☆ 大鯉のなすことのなき秋日和
       (神奈川県松田町 山本 けんえい)

















☆ 編んでいく音楽というセーターを色も長さも全員違う       (芦屋市 室 文子)










  ☆ 寝転んで見上ぐる空を秋といふ       (川崎市 神村 謙二)










☆ 寡婦ふたり不仲のひとりの三人で震えるコーヒーゼリーをすくう       (三島市 渕野 里子)
















☆ 月の出て「いよいよ白き姫路城
       (大牟田市 古賀 昭子)

















☆ アルプスの峰より紅葉始まってふもとに下る安曇野が好き       (安曇野市 曽根原 幸人)










  ☆ 烏瓜色に迷ひのなかりけり       (霧島市 久野 茂樹)










☆ 額縁に閉じ込められた時空間種を蒔く人は種を蒔けない       (神奈川県 九螺 ささら)
















  ☆ 風音を戻して雨後の芒かな
       (神戸市 玉手 のり子)

















☆ 雷門入りて行き交う異国語の人と並びて芋ようかん買う      (中央市 前田 良一)










  ☆ 金木犀黄金の砂撒きにけり       (千葉市 笹倉 童心)










☆ 投票の強行が非か警察の制圧が非かカタルーニャ燃ゆ       (八尾市 水野 一也)