浅草寺から言問橋へ                      2007/09/03

東京に住んでいる人で、浅草寺ー雷門ー仲見世 を知らない人はいないだろう。
しかし、地元に住んでいるという意識があり、何時でも行けると思うから、実際に行く人は少ないかもしれない。
僕も東京に住んで40年以上になるが、行ったのは数回だ。

『花の首都圏散歩』 という本に、向島百花園から浅草寺へ歩くコースがあったので、歩いてみることにして、
ガイドとは逆順に、浅草寺→言問橋→向島百花園 のコースにした。
都営地下鉄・銀座線の終点が浅草。 この駅からすぐに仲見世通りに出られる。

  

浅草寺には、平日だったがさすがに観光客が一杯居た。 外人客も多い。

  

仁王門の 大きなわらじ が面白い。
お参りを済ませ、仲見世通りをぶらぶらし、食事の店を探す。

  

煎餅、人形焼、雷おこし、外人にも喜ばれそうなみやげ物の数々。
それぞれの店は、さすがに伝統のありそうな店構えで、それを見るのも楽しい。

  

  

浅草寺・二天門 から外に出て、しばらく歩くと 言問通り に出て、通りを真っ直ぐ行くと 言問橋
名にし負わば いざ言問わん 都鳥 わが想ふ人の ありやなしやと
在原業平(伊勢物語)の歌で有名な「都鳥」は、ユリカモメ のことらしい。

  

言問橋で隅田川を渡り、堤防に沿って登っていくと、次の橋は 桜橋。 この橋は、なだらかな曲線のX型のなっているのが面白い。
橋の袂は、墨提通り へ続いている。 この辺りには、「墨田川七福神」もあるので正月に歩くのも面白そうだ。

  
(桜橋)     (野口雨情の歌碑 ↑ )

橋の袂に、言問団子お店 と 長命寺・桜餅 の店(山本や)がある。
桜餅 は大きな塩漬けの桜の葉に挟まれ、葉っぱごと食べてみたが程よい塩加減で美味しかった。

  

残念だったのは、言問団子の店が臨時休業だったこと。 写真を撮って先へ向かった。



住宅街を10分ほど歩くと、向島百花園 に着く。