長野 戸隠の蕎麦の花  98/9/13

 新聞記事で「ソバが花盛り」というのを見て急に思い立ち、戸隠高原へ 行ってきました。中央道から上信越道に入り、須坂長野東ICまで約250km。 インターを降りて西に向かうとすぐ長野市街に。

 市街には、スピードの清水選手や岡崎選手が活躍した「Mウェイブ」、 里谷選手が金メダルを掴んだモーグル会場、金食い虫と化した?リュージュ会場など 冬のオリンピックの余韻が色濃く残っていた。


 ループ橋ラインを走り、大座法師池から戸隠バードラインに入るとそこは戸隠中社(ちゅうしゃ) に向かう「ソバ街道」。山間を縫う田舎道のそこ、ここに「ソバ茶屋」が立ち並ぶ。  「そば博物館・そば打ち道場」「忍者屋敷」などを経て「中社」に。中社は天八意思兼命(あめのやごころ おもかねのみこと)を祭る神社で11世紀に建てられ門前町に昔風の宿屋や土産物屋が並んでいた。 (さらに北には戸隠奥社がある)この辺りは、蕎麦の他に竹細工が名産のようだ。

 目的の「蕎麦畑」がなかなか見つからない!土産物屋に入って尋ねると、あの辺りにと 教えてくれたので、勇んで出かけ、ようやく見つける事ができた!!!
 「ソバ」というのは、思ったより小さく、白い花は実に可憐な印象だった。 遠くのアルプスを背景に、一面に広がるソバ畑は、遠出して見に行く値打ち十分のものだった。
 ソバには黄色い花のつく種類もあるが、苦みがあるので食用せず、ソバ茶として 楽しむらしい。この花は見られなかった。

 行き帰りに2度茶店に寄り、ザル蕎麦を食べた。店によって太さが違うが、如何にも 「手打ち」という感じに舌鼓を打ってきた。お土産は「蕎麦かりんとう」「豆小僧」「蕎麦 饅頭」と「竹製品」。走行距離640km、楽しいドライブでした。