いちょう祭2001
2001/11/25
地元八王子のいちょう祭は、毎年勤労感謝の日頃に行われる。この頃、丁度甲州街道20号沿いに植えられたイチョウが
見事な黄葉を見せてくれる。街道にそって、西八王子・追分から高尾・小仏関跡までのオリエンテーリングを兼ねた代官所
焼印集めが楽しい。
今年の「通行手形」のデザインは「毘沙門天」。¥600で購入してぶらさげながらオリエンテーリングを開始する。
代官所のひとつ熊野神社には装束をつけたお代官様が控え、土産物、食べ物屋さんが店開き、季節柄餅つきを実演して、すぐにちぎり餅を食べさせてくれる場所もある。
1日に44回、米俵2表をつくというから驚きだ。
この祭の楽しみの一つは、沿道に出る素人さんの出店。農家の人の野菜や子供会のおもちゃ類の店、着物、什器などの
リサイクルショップなど皆さん思い思いの店を出し、儲けよりも出店そのものを楽しんでいる。
普段あまり見かけない「隼人瓜」を見て、食べ方を聞いたら親切に教えてくれ、親切ついでに家に戻って自宅で漬けた
モノを持ってきて試食までさせてもらったり。1ケ¥50は安い! 店を出している人とのやり取りが楽しい。これは珍しい、これは面白い、
これは安いと買い物をしているとたちまち袋が満杯になる。
テニス仲間の人が「八王子燻製研究会」に入っていて、仲間の人たちと燻製の実演販売をしていた。自作の燻製製造機や
燃やす木片(チップ)、燻製作りの秘伝や苦労などを聞きながら味見もさせてもらい、ここも楽しいひと時。
ちょうど「クラシックカー・パレード」に出会い、約200台ものクラシックカーを見て目の保養。40年以上昔の
クラシックカーを大切にメンテしてこの日に備えたマニアの人たちのボランティア参加だった。
歩きついでに、終点の追分からそのまま八王子駅方面へ。ユーミンの実家の荒井呉服店を過ぎ、トーキュで遅い昼ごはん。
たっぷり歩いて、ちょうど1ラウンド分くらいだったろうか?