立山黒部アルペンルート     00/4/30-5/02

 ゴールデンウィークに「立山黒部アルペンルート」に出かけた。室堂ー天狗平ー弥陀ヶ原ー美女平を結ぶバス道路は 深い雪を掘ってようやく開通したばかり。道路の両脇は高い雪の壁だ。この景観を見たくて、冬仕度をして勇んで出かけた。


 30日朝、八王子からスーパーあづさに乗り、信濃大町へ。バスに乗り換え扇沢。扇沢から関電のトロリーバスに乗り、トンネルを 通りぬけると黒部ダムに着く。周囲の山には雪が残り、湖面も凍ったままだ。
 

 黒部湖ー黒部平の間はケーブルカー、その後ロープウェイで大観峰へ、もう一度トロリーバスに乗りトンネルを抜けると 標高2450mの室堂に着く。
 
 ここはすっかり雪の世界で、スキーを楽しむお客さんがたくさんいた。気温も零度付近で、冬に舞い戻った感じだ。天候は 今一つで、主峰・雄山も霧で見られなかった。

 高原バスに乗り、弥陀ヶ原のホテルを目指す。バス道路の両側には雪の壁があり、回りの景色は殆ど見えない。

 ホテルに落ち着き、思いがけないフランス料理の夕食に舌鼓。
 2日目は、室堂ー立山間のフリー乗車券を使って、のんびりと雪の高原の散策を楽しむ。
 美女平まで降りると、少し晴れ間が出てきて、雄大な立山杉やブナの林を眺めて楽しんだ。



 3日目、朝起きると予報に反してまばゆい快晴。帰る前にもう一度、室堂まで登ることにした。

 雪の大谷を通り、室堂につくと視界良好の銀世界。スキーやスノーボードを背負った人たちが、思い思いに目指す斜面へ 出かけて行く。私たちも、雄山をバックに記念撮影をし、帰路に着いた。

 

 ケーブルカーで立山まで降り、電車で富山、その後は特急で越後湯沢、新幹線で東京というルートで帰ってきた。
 富山での楽しみは「ワッパ飯」、土産に「かまぼこ」「鰤すし」「鱒すし」「ひらめすし」。
 写真は6本、150枚。