メルヘン街道・白駒池      2003/9/16-7

 山梨県と長野県の境は八ヶ岳連邦。東側(山梨県側大泉村)清里の近くに吐竜の滝がある。
 今回は、八ヶ岳を左回りに回って麦草峠を超える「メルヘン街道」を通るルートとした。本当は 秋の紅葉の名所なので、もう少し遅い時期が良いという。


 吐竜の滝は静かな山間の滝で、山女を釣る釣り人が竿を片手に渓流を登っていく。

 滝の見物の後、清里に立ち寄る。林間の店のオープンテラスでコーヒーで一服。

 佐久街道を左に折れ松原湖を過ぎるとカーブの多い上り坂。曲がり角ごとに何番目という 標識がある。60以上数えた後で、白駒池の入り口駐車場に着く。


 駐車場に車をおいて、白駒池へ。大きな木の並ぶ原生林を抜けていくと15分ほどで池のほとりへ。 池は一周35分ほどの大きさ。山小屋が2軒あり、キャンプ場もある。

 湖畔で昼食。山小屋で冷やしたトマトを買い、デザート代わりに。新鮮な味に疲れも吹き飛ぶ。
池を後にして少し走ると峠の頂上。2127m麦草峠の標識も。後ろの山は縞枯山。


 峠を下り長野県側へ下りていく。途中に「乙女の滝」がある。
 この滝は「乙女」の名にはそぐわない豪快な滝、水量も見事なもの。
滝から上流へ上っていく。 山間の温泉旅館もあり、一晩のんびりと泊まりたいなと未練を残しつつ富士高原へ向かった。
 

 西側から見る八ヶ岳、雲はまだ夏雲だ。冷夏の影響で稲の作柄が心配されているが、残暑を受けて 最後の実りに懸命のようだ。

 到着時間が少し早かったので、ペンションの近くの「鹿の湯」に。
 温泉に浸かって肩をほぐす。露天風呂から見上げる空は一段といい。明日もいいお天気のようだ。

 ペンション・ラクーン、今日は貸切り状態でオーナーさんと話も弾む。
 朝、涼しい中を朝食前の散歩。いつものように、果物たくさんの朝食を摂り、ゴルフ場へ。
 富士高原GCは初めてだが、高原らしい長距離のコース。キャディさんに教わりながらのんびりと 回る。パットが難しかったが、次回はもう少しよくなるだろう。