灘けんか祭り                2013/10/14--15              トップへ


八家に住んでいる中学の同窓生は、若い時から祭りの屋台を担ぎ、
先年には祭りの八家村の総代を務めた祭り通で、彼の案内で祭りを見物した。

生憎、台風26号のため昼頃から雨となり、祭りの行事も縮小されたが、
お旅山広場で、屋台の練合い(ぶっ付け合うだけ)や神輿の練合い(こちらは豪快に ぶつけ合い、神輿をひっくり返す)を堪能した。

◆ 宵宮 の風景

八幡神社には、3台の神輿 が置かれている。明日の本宮には担ぎ出され練り合わされる。
担ぎ手は、今年の年番・八家村 が担当する。

      

今年新造した屋台の屋根は、まだ白木剥き出しだ。一年後には黒い漆を塗るしきたりだ。

      


◆ 宮入 の風景

各村から次々と屋台が到着し、拝殿前でひと練りを奉納する。
楼門を通るときは、ギボシを外すのがしきたりで、境内に入り付け直す。
担ぎ手の褌姿が凛々しい。

      

外国からの取材陣に担ぎ子達も大はしゃぎ。拝殿の綱に争って取り付き登る。一番上まで登った者に神様からご褒美が?

      

屋台の出る7つの村には、それぞれの色がある。
屋台の寿命は30年〜50年、新造費はおよそ一億円? (毎年各村は数百万円を積み立てているそうだ)

      


◆ お旅山広場 の風景

お旅山の上に神社があり、そこへ登って屋台の練りを奉納する神事。
その前に、山下の広場で豪快な練り、喧嘩が行われる。神様は喧嘩が激しいほど喜ばれるという。

      

神輿の練り合いは、驚く程激しい。ぶつけ合い神輿をひっくり返し放り出す。

      

屋台の練り合いは、ひっくり返すほどではない。けが人が出るのを防ぐため自制しているようだ。

      

屋台をぶつけ合い、ぐるぐる回る様子は、見ているだけでも担ぎ手さんの熱気が伝わり興奮する。

   




◆ 動画をお楽しみ下さい。


(←神輿練りの動画)       (←屋台練りの動画)    




祭り見物を終え、台風が来る前にと夜の新幹線で帰宅した。土産はかまぼこと竹輪

   

今回はキャノンの新しいボディと250mmレンズのテストも兼ねて、動画も撮影した。
動画の途中で一瞬画面が止まるのは、静止画を同時撮影した瞬間です。 (このあたりは性能の限界ですね、残念)