古代ハスの里と忍城                2013/07/01              トップへ


埼玉県行田市にある 『古代ハスの里』 へ行った。(これで3度目になる)

行田市の “天然記念物” に指定されている【行田蓮(古代蓮)】 は
原始的な形態を持つ1400年〜3000年前の蓮であると言われています。

1971年(昭和46年)
市では、小針地内に新しい焼却場施設を建設するための造成工事をはじめました。
掘削によってできた場所に水がたまって池となり、地中深く眠っていた蓮の実が静かに目覚めたのです。

市教育委員会から依頼をうけた埼玉大学の江森貫一元教授が、出土した縄文土器と、
古代蓮として知られている【大賀蓮】 の例を参考に、2500年から3000年前ころのものと推定。

    

園内のいくつかの池に、たくさんの古代蓮が咲き競い、見事な景色だった。
「アメリカ黄蓮」 や 古代蓮 と交配させた 「甲斐姫」。

    

会館の前の広場には、世界の蓮が数十種類も植えられていた。
インド、中国、韓国、アメリカと蓮の花は広がって行ったようだ。

    

ハスにも、一重、八重があり、牡丹のような「千弁咲」や花びらの先が尖っている「剣舞蓮」が珍しかった。

園内の池には、「ミズカンナ」や「アサザ」なども咲いていた。赤トンボが飛んでいるのも見て嬉しかった。

    

4kmほど離れた場所(市内の中心)に『忍(オシ)城』があり見学した。(平成に再建された)
別名は忍の浮き城、亀城。埼玉県の旧跡に指定されている。
関東七名城の一つ。忍城水攻めは日本三大水攻めの一つに数えられる。
三成との戦いを映画化した「のぼうの城」は昨年公開されヒット作品となった。

    

ハスの里では、ゼリーフライやブラックベリー、奈良漬などをお土産に買った。