ミニ遍路 #24〜#30                2012/04/16 〜 19             トップへ


今回は室戸岬から土佐湾の東海岸を歩き、高知へ出るルートを歩いた。
1日目(雨): 鳴門→室戸岬(汽車+バス)
2日目(晴れ): #24 最御崎寺→ #25 津照寺→ #26 金剛頂寺
3日目(晴れ): #27 神峰寺→ 安芸市内原野公園→ #28 大日寺
4日目(曇り→雨): #29 国分寺→ #30 善楽寺→高知駅→鳴門(バス+JR)


鳴門からJRで牟岐(ムギ)駅(終点)まで、その後阿波海岸鉄道で甲浦(カンノウラ)駅に行き、バスで室戸岬へ出る。

  

室戸岬では、中岡慎太郎の銅像が出迎えてくれた。

  

宿(室戸荘)で一泊し、海岸を見た後、岬から山を登り始め、20分ほどで#24 最御崎寺(ホツミサキジ)へ。

  

灯台の傍に「恋人の聖地」の立て札が。記念写真を撮るカップルが多いのだろうか?
山の上から、これから歩いて行く海岸線がきれいに見えた。

  

鯉のぼりを立てる家があったが、子供さんの名前を染め抜いた大きな大漁旗?を添えてあるのに感心した。
また「昭和九年 海嘯襲来地点」 という石碑があちこちにあった。3.11以来危機感が高まっているようだ。
津波に備えて見直した住民の避難場所の図も町々にあった。

  

#25 津照(シンショウ)寺 は長い石段を登る。手作りの地蔵像?を奉納した。

  

#26 金剛頂寺 も小高い山の上。
境内に「がん封じの椿」というのがあった。本当に効くのだろうか?

  

山を降り、海岸の道の駅で遅い昼食をとる。刺身が美味しかった。
少し歩き、バスを捕まえて、#27 神峰寺入口まで行き、今日の宿(浜吉屋)に入る。
明日登る#27 神峰(コウノミネ)寺 は500m近い山の上だ。気合を入れないと・・・・

  

朝元気な内にと登り始める。車道と遍路道とが時々交差するような感じで、1時間半ほどで寺に着いた。
2004年にお参りした時”除幕式”を準備していた「お迎え太子像」が迎えてくれた。

  

昨夜TVニュースで、安芸市・内野原公園のオンツツジ が見頃と紹介していたので、
急遽予定を変え、安芸市で寄り道をしてツツジ祭りを見ながら寿司の昼食を。

  

  

安芸駅から のいち駅へ出て、、#28 大日寺へ。
小川の上に鯉のぼりが泳いでいた

  

のいち駅へ戻り、土佐海岸鉄道で高知駅へ。JRと相互乗り入れの汽車だ。
高知駅前には、「竜馬の休日」キャンペーンに、武市半平太、坂本竜馬、中岡慎太郎 の像が。
今日の泊まりは高知ウエルカム・ホテル。奇しくも結婚記念日に当たる。

  

朝ホテルを出て、御免(ゴメン)駅まで戻り、#29 国分寺 を目指す。国分川沿いの田んぼの中にあった。
周囲の田んぼでは田植えの真っ最中だった。境内には牡丹の花が。ビニール傘はちょっと情緒に欠ける・・・・

  

#30 善楽寺 への道はちょっとした峠越えで思ったよりもきつかった。
お参りをし、また地蔵像?を奉納した。
次は#31 竹林寺へ向う予定だったが、雨が心配となったので、JR土佐一宮(イック)駅へ出て昼食、高知へ戻った。

  

帰りは高知ー徳島の高速バスに乗ることにして、時間待ちの間に駅前の「NHK竜馬伝スタジオセットの再現」を見学した。
若いお兄さんが岩崎弥太郎や岡田以蔵 に扮して土佐弁で歓迎してくれた。

  

最後の日は雨で打ち切ったが、中二日は好天で気持ちの良い歩きだった。