引田ひな祭り          2012/03/03       トップへ


東かがわ市引田は、県境のすぐ西側で車では11号線を通りおよそ25分の近い場所だ。
毎年、盛大にひな祭り行事が行われると知り、3日に出かけた。

讃州井筒屋敷や大きな寺が3寺が中心だが、それほど大きな街ではない。
ここは勝浦のような集合展示ではなく、
街の大通り?の両側の家々(個人宅、商店など)に雛人形が飾られていた。



引田の典型的な飾り方は、
七段飾りの中央に桃、左右に柳(餅玉)、椿、市松人形を並べ、
ワケギ(子株がどんどん増える)、ハマグリ(口をしっかり締め家庭を治める)、
雛あられと一緒に地元の菓子「うずまき餅」を供えるようだ。

  

先日NHKのTVでひな祭りと関係する動物は「金魚」というのがあり驚いたが、
その通りに金魚と並べて飾ってあるのがあり、びっくりした。
3年物の大型のオランダ獅子頭などは、一匹十万円以上?するそうだ。

  

開き式の箱型で、飾る時は開く、仕舞う時は閉じるモノも初めて見た。
戦前のものも多いのだろうが、この地の親御さんが娘のために大金?を投じる文化、価値観に驚いた。
ひな祭りは今も地域ぐるみの大切な行事になっているようだった。

公民館で小学生の子供のお茶会があると聞いて行ってみた。
お茶を習っている小学生(男女)が、お茶をたてて接待してくれた。

  

着物を着て緊張しながら、お茶をたて、客席まで運ぶのは彼らには決して易しくはない。
作法や動作にもまだ拙さがあるけれど、真剣にやっているのが清々しかった。
幼稚園くらいの子供たちのひな道中も可愛らしかった。

帰り際に、駐車場(小学校)で「写真コンクール」のチラシをもらった。
ひな祭りで撮った写真を応募出来るらしい(特賞1万円)ので、3枚ほどを選び応募した。
4月の発表がちょっと楽しみだ・・・・