ビッグひな祭り(勝浦町)          2012/02/20       トップへ


徳島市から勝浦川に沿って県道16号を西に行くと、道の駅「雛の里かつうら」と「人形文化交流会館」がある。
ここで「グローバル・ビッグひな祭り」 が始まったとのTVニュースを見て行ってきた。
道の駅名に「雛」を付けるほど、この町はお雛様を大切にしているらしい。
今年で第24回というから、ずいぶんと歴史のある祭りだ。
文化交流会館は大きな建物だが、昔は農協の倉庫だったのだろうか?

  

入場料300円を払って中に入ると、高さ8mの巨大なピラミッド型の雛飾りが目に飛び込んだ。
周囲にもぎっしりと雛人形が並べられ、いったい何千体、何万体あるのかと驚くばかりだ。
(これだけの飾りをどうやって作業したのか? 足場はどう組むのか? と不思議に思った)
御殿雛もたくさんあり、趣向を凝らした大型のものもたくさんあった。

  

ここに飾られた雛人形は、全国から集められたそうで、預け主を里親と呼ぶらしい。
全国から来た「変わり雛」は、形も様々、ガラスや陶器製もあった。

  

地元勝浦はミカンの産地。ひな人形もミカンの形だ。



焼物で作ったひな人形もある。



秋田は秋田杉で作ってある。有田は極彩色の鮮やかな陶器。



小樽はガラス細工だ。





市松人形もたくさん飾られていた。またひなの絵を描いた掛け軸もあった。

  

江戸時代ー明治ー大正ー昭和 へと時代の変遷が分かる展示もあった。
(明治時代のおひな様は、今よりも丸顔だったようだ)

  

道の駅からさらに7.5kmほどの場所にも、奥座敷(坂本)があるので、昼食の後でそちらへ向った。