ドイツ館                2011/06/17 6/19               トップへ


家から車で25分ほどの場所にあるドイツ館へ行ってみた。

鳴門市ドイツ館は、第一次大戦時板東俘虜収容所に収容されていたドイツ兵士約一千人
地元の人たちの交流を記念して建てられました。
鳴門市は1974年4月にドイツのリューネブルグ市と姉妹都市盟約を締結しました。
両市は親善使節団の派遣、文化、芸術、教育、スポーツなどの交流を続けています。

鳴門市では、ドイツ村公園の建設を始め、ドイツと共同でドイツ兵士合同慰霊碑(1976年)や、
ばんどうの鐘(1983年)などを建立し、1993(平成5)年には新しいドイツ舘が完成しました。

  

館内には、ドイツ兵俘虜と地元の人たちとの交流を示す色々な資料が展示されていた。

  

  

戦争が終わって俘虜は解放され帰国したが、一部のドイツ兵はそのままこの板東の地に残ったようだ。
(地元の娘と結婚し、その子孫たちが今も住んでいるようだ)
ドイツ館では、ドイツにちなむ土産物もたくさん売られていた。

  

ドイツ館で、「届けよう 歌声にのせて」というコンサートが行われると聞いて、出掛けた。 (日曜日、入場無料)
地元の幼稚園、中学生、コーラス・グループ、楽器演奏など多彩なプログラムだった。
ドイツ兵俘虜と地元民との交流をテーマにした音楽劇も面白かった。
ベートーベンの第九、日本初演の地」 らしく、幼稚園児もお母さんコーラスも『歓喜の歌』を歌っていた。

フィナーレは『鳴門小唄』(野口雨情作詞)で、全員が手拍子と踊り。
ローカルだがとても心温まるコンサートだった。

  

ドイツ館の初代館長が会津若松の出身だっとという事で、同市とも姉妹都市らしい。
入場料代わりの「義捐金」は会津若松市に届けられるそうだ。

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