鎌倉文学館
2010/12/02
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今年の春、バラまつりで鎌倉文学館を訪れ、「高浜虚子 特別展」を見た。
その時の入館券には、秋の「川端康成、三島由紀夫ー伝統の世界へ」の招待券が付いていたので、
有効に使おうと出かけてみた。
もう一つ、春には入り口近くの紅葉のトンネルは若葉で日光に輝いていたので、
秋の紅葉も素晴らしいだろうと期待して行った。(江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩5分)
川端康成と三島由紀夫が深く親交していたことは初めて知った。
三島由紀夫のことはおぼろげに知っていたが、作品をじっくりと読んだことはなかった。
入口近くのトンネルの紅葉は、期待したほどではなかった(時期が外れた? 天候のせいで色づきが悪い?)
この庭園には、たくさんの歌碑、句碑がある。
↓ 大海の 磯もとどろに 寄する波 われてくだけて さけて散るかも 源 実朝
冷やかな 鐘をつきけり 円覚寺 夏目漱石 ↓
文学館の見学を終り、江ノ電に乗り鎌倉へ戻る。線路沿いの家の蔦紅葉が見頃。
春の大風でぽっきり折れて、根元だけが植え直された大銀杏 を見届けようと 鶴岡八幡宮へ
根元だけになった大銀杏には、たくさんの彦生えが枝を伸ばし、元気に葉を付けていたが、黄色い葉は少なかった。
最後に黄葉になるのか?、それとも青い葉のまま散るのか? 友達と論争になったが・・・・