東海七福神                2010/01/05               トップへ


今年も昨年に続き、高校時代の同級生と七福神のハシゴ(01/05)。
今回は「旧東海道」を歩く『東海七福神』 を選んだ。
コースは第一京浜国道に並行する「旧東海道」。  京急・新馬場駅から大森海岸駅まで



→品川神社(大黒天) → 養願寺(布袋尊) → 一心寺(寿老人) → 荏原神社(恵比寿天)

   → 品川寺(毘沙門天) → 天祖諏訪神社(福禄寿) → 磐井神社(弁財天)


京急・新馬場駅を出て、第一京浜を渡るとすぐの所に、「品川神社」(大黒天)があった。
鳥居の横に大きな大黒天の石像が。 拝殿へは長い石段を登っていく。

  

境内にはいろいろな石碑があり、なぜか七福神の揃った石碑も。(ここだけで済ませる人もいるのか?)

  

珍しい「包丁塚」。  明治の志士・板垣退助の墓や、有名な「板垣死すとも 自由は死せず」の石碑も。

  

第一京浜を横切り、東へ向かうとすぐに、養願寺(布袋尊)

  

さらに一分ほどの場所に、一心寺(寿老人)。 ここは成田山の分寺らしい。門松飾りが清々しい。

  

一心寺の前の道は旧東海道だ。道に沿って南へ下っていく。

少し行ったところに、「品川宿交流館本宿お休み処」があり、東海七福神の歴史などが展示されていた。
東海七福神は戦時中・昭和7年に有坂与太郎氏の提唱で始まったそうだ。(江戸時代発祥に比べると歴史は浅い)

  

目黒川にかかる鎮守橋を渡ると、荏原神社(恵比寿天)。 ここも鳥居前に恵比寿天の大きな石像があった。

  

お参りを済ませて。品川橋へ戻り、再び旧東海道筋へ。

  

  

江戸時代に東海道を旅した人びとが休憩を取った「街道松の広場」なども保存されている。

  

小学校の看板も、青物横丁の街路灯も風情があって良い。

  

青物横丁駅近くの品川寺(毘沙門天)。この寺の名は「ホンセンジ」と読むそうだ。
さらに歩くと鮫洲駅へ。 ここには今年話題の「坂本竜馬」像が立っていた。黒船が来た時、竜馬もここに来たという。

  

立会川を渡ると、天祖諏訪神社(福禄寿)

  

いよいよ第一京浜と合流する所に、「鈴が森遺跡」があった。江戸時代の刑場跡だ。
由比正雪の事件で有名な丸橋忠弥が磔になった台石や、八百屋お七が火炙りになったと説明が。

  

八百屋お七は火事で避難した先の寺小姓と恋仲になり、もう一度逢いたい、それには火事を起こせばお寺に行けると考えて放火をした・・・・
何故か、「鯉塚」というのもあった。

  

最後の磐井神社(弁財天) は、第一京浜を西へ渡り、大森海岸駅から少し南へ下った場所。
弁財天は本殿とは別の小さな社に祀られていた。 無事回り終え、全員で記念撮影を。

  

京急・大森海岸駅に戻り、近くのカフェで一服。正月のめでたさで「金粉入り珈琲」(600円)を奮発。
いつもの七福神巡りでは、色紙に朱印 をもらうが、今回は七福神の神像 (各300円)を頂き、宝船(1200円)に乗せた。
きっと今年も健康で元気に過ごせるだろう・・・・