八重山ツアー                2010/02/23〜25               トップへ


02/23 八重山ツアー (2746回)

八重山諸島のツアーへ出かけます。
南の島はもう初夏の気候。

石垣島、西表島、由布島、竹富島 などを巡り、
西表島では水牛車 にも乗る予定です。

エメラルドグリーンの海が見られると思うとわくわくします。
現地での観光の報告は、帰ってからアップします。

石垣島鍾乳洞 (2747回)

羽田を発ち、那覇を経由して夕刻、石垣島に着いた。(23日)
観光バスにのって着いたところは、「石垣島鍾乳洞」。

石垣島はサンゴ礁が隆起して出来た島だが、その地下に鍾乳洞があり、観光名所となっている。
雨が多いので地中に浸み込む水も多く、鍾乳石の成長は早いそうだ。

上からぶら下がった鍾乳石、その下に成長する石筍
石灰石の成分だから石のように硬い。

内部は舗道が整備されていて、イルミネーションで飾った場所もあり楽しめた。

ぐるくん (2748回)

鍾乳洞の傍のレストランで夕食。
珍しい地元の魚「ぐるくん」の唐揚げ。
(タカサゴの仲間で淡白な味でとても美味しい)

石垣牛の焼き肉も出た。
八重山諸島の一つ「黒島」は、島全体を放牧地 にして牛を育てている。
また、子牛をたくさん生産し、全国へ送り出しているという。
全国にブランド牛の生産地は多いが、赤ちゃん牛は石垣産らしい。

石垣ソバ は、小麦粉だけで蕎麦粉は入っていない。
断面は丸いから機械生産だろうか?

02/24 西表島 (2749回)

石垣島から船で小一時間、西表島に渡る。(24日)
島の大部分は亜熱帯のジャングルになっていて、西表ヤマネコの生息で有名だ。

港から川船に乗って仲間川を遡るマングローブ・クルーズ に。
マングローブ」というのは、亜熱帯の水辺に生える木々の総称で、
マングローブという名前の木は無い そうだ。 ヒルギ、ヤエヤマヒルギなどが代表的な木で、長い気根を水面へ伸ばしていた。
根の部分が平らな形の「サキシマスオウノキ」は珍しい木だ。
樹齢が推定400年という巨木があった。

亜熱帯では、四季の変化が少ないので年輪を調べて樹齢を計ることは出来ない そうだ。 川は流れも穏やかで、カヌーを楽しむ人もいた。

由布島・水牛車 (2751回)

由布島は西表島のすぐ側にある小さな島
浅瀬を水牛車に乗って渡る観光スポット。

水牛は台湾から農耕用に連れてきた大五郎(s22)と花子(s24)の子孫一家。
水牛の寿命は約30年らしい。

おとなしく頭も良いそうだ。
言葉も聞きわけ、声で操縦できるとか。

あの独特の角の大きさで大まかな年齢を推定できるらしい。

03/01 島唄 (2752回) 

水牛車には左右の座席に14,5名が乗れる。
操縦をする人(男女、老若)は、島の方言なども混ぜて説明をしてくれる。

途中で「三線」を取りだし、島唄の披露も。
必ず歌ってくれるのは、「アサドヤユンタ」。
この歌は、男女の恋の物語で30番くらいまであるらしい。
乗客も手拍子を入れながら一緒に歌うのが楽しい。

夏川リミの「涙そうそう」も定番だ。

三線は島の土産物店でも良く見かける(数千円〜数万円)。

  

亜熱帯の花 (2755回) 

由布島は小さな島全体が植物園 になっている。
椰子やアダンなどの木々、たくさんの花も咲いていて如何にも亜熱帯らしい雰囲気だ。

ブーゲンビレア、ハイビスカスなどお馴染みの花や名前は知らない花々。
四季を問わず一年中咲き続けると言う。

本土で短い花の季節を追っかけるのとは大違いだ。

琉球舞踊 (2757回) 

西表島、由布島観光を終わった夜(2/24)は、石垣島に戻り琉球舞踊 を見ながらの夕食。
石垣島の踊りは、沖縄本島に比べてゆったりとした踊りだった。

男役もいて、男女の恋の駆け引きのような踊りもあった。
料理は名物?の石垣牛や島で取れる魚。
新鮮なもずくも美味しかった。

沖縄限定のオリオンビールが美味しい。

舞台での踊りが終わった後で、踊り子さんたちが座敷に入ってきて、
希望者と一緒にひと踊り。盆踊りのような乗りだった。

02/25 竹富(タケトミ)島 (2758回) 

石垣島から高速船で10分ほどの所に「竹富島」がある。
小さな島で、古い集落が残されている。

この地方独特の台風対策のために、屋根瓦が漆喰で固められ、
屋根や石積みの垣根の上にはシーサーが飾られている。

この島でも水牛車に乗って観光するようになっていた。
狭い道だが、水牛は上手に道の角を曲がって行き、車が石垣にぶつかることはない。

ガジュマルの大木は樹齢何年なのだろう?

川平(カビラ)湾グラスボート (2759回) 

石垣島の北側(空港と反対側)にある「川平(カビラ)湾」へ行った。
ここでは グラスボートに乗って、海中のサンゴなどを眺めるのが観光の目玉。

島の周辺の海はそれほど深くはないが、エメラルドグリーンの海 には感動した。
海の深さや珊瑚の生育の状態によってグリーンの色合いが微妙に変化するらしい。

珊瑚にも色々な種類があり、船頭さんはそれらのサンゴの場所を知っていて次々と案内してくれた。
船底のガラス板を通して見る海底の景観も見事だった。

ここには天皇陛下ご夫妻も行幸されたことがあり、記念碑が建てられていた。
黒真珠の養殖も行われており、素晴らしい製品が売られていたが、
一番高いネックレスは940万円だった!

皆治(カイジ)浜(星の砂の浜) (2760回)

竹富(タケトミ)島に「皆治(カイジ)浜(星の砂の浜)」があった。
「星の砂」というのは、海に棲む小さな虫の骨 だそうだ。

砂浜に出て、手のひらを砂に押しつけて、手に付いた砂を調べると、その中に星型の物が見つかる。
確かにギザギザの星に見える。1〜2mm程の小さなものだ。

普通の丸い砂の中に、星型の物を見つけるとなんだか嬉しくなる。
小瓶に入れたり、ビニール袋に砂をいれたものもお土産として売っていた。

唐人墓 (2761回) 

1852年、米国商船ロバート・バウン号に乗せられてカリフォルニアへ移送されていた中国人労働者(苦力)380名が、 船員たちの暴行に耐えかねて反乱をおこし船長以下7名を打殺し、船が座礁したため石垣島に逃れた
米英の兵船が連れ戻しに来て砲撃を加えるなどしたが、最後には国際世論に負けて172名の生存者は福建省に返された。

1970年に石垣市は中華民国(台湾)と128名の犠牲者を弔うためこの墓を建てた。 写真で見る通り、屋根の上にきらびやかな装飾を持つ異国風の墓だった。

03/11 ドクターフィッシュ (2762回)

石垣島旅行で泊まったホテル日航八重山のロビーで面白いものを見た。
「ドクターフィッシュ」(10分間 500円)

ドクターフィッシュとは、学名「ガラ・ルファ」というコイ科の淡水魚で、水温37度の温水でも元気に泳ぐ魚。
人の肌の角質を餌としてついばむ性質がある。

仕組みは、温水槽の中にたくさんのドクターフィッシュを泳がせておいて、足湯のように裸の足を漬けると、
魚が寄ってきて足の指や足裏表面の角質を突っついて食べてくれる

体長は5〜6cmでつつかれるとくすぐったく感じる。
クレオパトラも寵愛した魚だそうな。

キビと黒糖 (2763回)

鹿児島から琉球列島は砂糖キビの産地だ。
砂糖キビは、黒糖や黒糖焼酎の原料となる。

土産物にも黒糖焼酎や黒糖、黒糖味の菓子がたくさんある。
町を歩いているとキビそのものも売られており、ジュースにして飲ませてくれる店もある。

キビのかけらをしがんで甘い汁を吸うと子供の頃を思い出す。

チンスコウ (2764回)

石垣島(沖縄)の土産といえば、「チンスコウ」と「黒糖」
チンスコウは、いわば沖縄風のクッキーのようなもの。
決して高級菓子ではないが、素朴な味が良い。

それほど甘くはなく、肌理の細かい粉を使っているわけでもない。駄菓子に近いか?
味に変化を持たせるために、いろいろなものを混ぜて工夫してある。

黒糖もどの土産物屋にも置いてある。
産地によって微妙に味が違うそうだが、素人には違いが良く分からない。
砂糖と違って、唯の甘さではないところが値打ちだろうか?

みんさー織 (2765回)

みんさー織」は沖縄地方独特の民芸風の織物。
エメラルドグリーンの海を想わせる青や、珊瑚の朱色などが目に鮮やかだ。

太い糸を使って、粗い手触りも特徴の一つ。
財布、パス入れなどの小物から、バッグ、洋服なども売られている。

夏川リミが紅白で歌った時に着たという洋服も飾られていた。 (100万円ほどしたらしい)

   

ライターは一つだけ! (2766回)

出掛ける時に羽田空港で大失敗をした。
入口の手荷物検査で、ライターが見つかった。

僕は知らなかったのだが、最近は「機内持ち込みは1個だけ」と制限されている。
ところが僕は用心深い性質なので、いつも予備のライターをバッグに入れていて、それが咎められた。

貨物として預けた荷物の中なら大丈夫と聞いたが、また戻るのも面倒。
その場で捨てるか、いったん預けておき、帰りに受け取る方法があるとのこと。
使い捨てではなくガス補給の出来る型だったので、預けて機内に入った。

二日後、羽田に帰ったのだが、その日は濃霧の影響でフライトもベタ遅れ
電車に間に合うか? と焦っていたのでライターのことは思い出しもしなかって、そのままに。

結局、終電にも乗り遅れ、かろうじて新宿から深夜バスに乗って帰宅した。
ライター1個のために改めて羽田に行くことも出来ない――諦めた・・・・