八王子祭り 2009                2009/08/07-09               トップへ


今年も八王子祭りが盛大に行われた。 祭りは3日間続いた。

【第一日目】(8/07)

西放射線通りで、「子供音頭」。 市内の各地区から揃いの法被やTシャツを着た子供たちが元気に参加。

   

夕方から、放射線通りで「氷の彫刻作品展(競技)」が始まった。
参加する人は40人以上。ほとんどが一人で彫刻に挑戦していた。
説明を見ると、関西や北陸からの参加もあり、都内の有名ホテルに所属する人もいた。
年齢も老若男女、美大の学生?らしき人、女性もかなり参加していた。

   

大きな長方形の氷の塊を、大工道具のような大振りのノコ、ノミなどで削り込んでいく。
作品のイメージは頭の中に入っているのだろうが、削りすぎたら取り返しがつかない。大胆かつ慎重が求められる作業だ。
およそ一時間ほどで作品が出来上がって行き、審査員の人たちが採点をしてゆく。

   


【第二日目】(8/08)

二日目の目玉は、「太鼓の競演」 と 「民謡流し」。
太鼓は、16のチームが参加した。揃いの衣装と自慢の曲の演奏に熱が入る。

   

若い女性や子供たちの参加も目立った。後継者の育成に力を入れている証拠だろうか。
中には外人(男女)も混じっていて、太鼓の魅力は国際的だと感心した。

   

三味線にアンプを繋ぎ、太鼓の演奏に合わせているチームもあった。まるでジャズ演奏のようだ。

   

   

夕方になると、沢山の団体が参加する「民謡流し」が甲州街道に展開した。

   


【第三日目】(8/09)

三日目の目玉は、「千貫神輿」。 千貫=約4トンだ。担ぐのに100人ほどが挑む。
女性も男性に混じり負けてはいない。疲れた人はすぐに横に出て、控えの人と交代する。
2kmほどの道のりを担ぐのに、1600人ほどが待機していたようだ。

   

街中の空き地には、夜の出番を待つそれぞれの町の神輿。
オカメ、ヒョットコの面をつけて神楽を踊るのは子供たちの役目だ。

   

   

各町内会が持つ神輿は、明治時代から受け継いで来たもののようだ。
木彫りの彫刻は年代を感じさせる。祭りは、草食系男子の出る幕はない・・・・

   

三日間を通して見物したのは初めてだったが、とても楽しめた。