柴又七福神           2009/01/05               トップへ

昨年に続いて、高校時代の友人たちと「柴又七福神」を歩いた。
集合は、京成金町線・柴又駅。帝釈天へお参りする入り口駅で、有名な「ふうてんの寅さん」が駅前に。

・良観寺(布袋尊)   ・真勝寺(弁財天)   ・帝釈天題経寺(毘沙門天)
・万福寺(福禄寿)   ・宝生院(大黒天)   ・医王寺(恵比寿天)   ・観蔵寺(寿老人)


  

最初の良観寺(布袋尊)のお庭には、何故か七福神が揃っておられた。
ここだけでも、七福神めぐりが完結するのか?

  

真勝寺(弁財天)の門には、ピカピカの紋があった。何家の紋だろう?
江戸時代、大名家の菩提寺だったのだろうか?

◆ この紋は「輪違い」 というようだ。
寺院などで、この紋を見ることがあり、「この世はひとりで生きることは難しい。ふたり以上互いに組んで生きてゆくこと。いわゆる二つの輪は仲良く手を組むことなのだ」と。
また、大乗仏教では「この世は金剛界と胎蔵界とが組み合って、バランスがとれる。輪違いはこれを図示したものだ」と。(庵に木瓜)

  

三番目の寺が、柴又帝釈天。仕事始めの日だったが、たくさんの参詣客で賑わっていた。

  

有名な彫り物はガラスの囲いで保護されていた。

  

歌でも有名な矢切の渡し が近くの江戸川の土手から見られた。 川幅は意外と狭い。
渡しで川向こうに出て、隣の駅方面へ出る人もいるらしかった。

  

宝生院(大黒天)の大黒様は「出世大黒」。お祈りすれば出世が叶うのか?
鎌倉時代の作と伝えられ都の文化財だと言う。
次は、医王寺(恵比寿天)。目の病気に霊験があったという。

  

医王寺の門の仁王様は立派だったが、左側の阿像が持っている槍?が可笑しいのではないかとS君が指摘。
なるほどよく見ると、右手で持ってはおらず、ただ乗せてあるだけ。どうやら後で付け足したようだ?

最後の観蔵寺(寿老人)に参拝して、無事結願した。 たくさんの福を頂いて、今年いっぱい無事に過ごしたい。

  

柴又七福神巡りは、色紙(200円)、ご朱印代が各寺200円、計1600円だった。
色紙を頂いたときに、「御福銭」を頂いた。来年に返してください、とあった。
来年の正月にまた行ってお返しするのか?