殿ケ谷戸庭園                          2008/3/18

JR国分寺駅の近くにある殿ケ谷戸庭園カタクリが咲いているというので出かけた。
大正時代に(後の)満鉄総裁江口定篠が別邸として設け、昭和に三菱財閥の岩崎弥太郎に買い取られ、 回遊式林泉庭園 として完成。
戦後、東京都のものとなった。(国分寺市)

  

園内に湧き水もあり、武蔵野の面影を残す名園となっている。
歩いていると、姫コブシ がほころんでいた。

  

  

目当てのカタクリ は、東向きの斜面いっぱいに沢山咲いていて、可憐な姿を見せていた。

  

アセビ が咲いていた。 この湧水は、野川の源流の一つだそうな。

  

日向みずき と 土佐みずき。 透き通るような黄色が目に優しい。

  

ボケ の蕾も膨らみ始め、キブシ も暖かそうに風に揺れていた。

  

入り口を入ったところには、緋寒桜 があり、白梅と鮮やかなコントラストを見せていた。

  

それにしても戦前の財界のトップたちの、こういった贅沢な庭園を作る資力にびっくりする。