滝山城址公園                                      2008/2/11

市の広報に「歴史の跡を歩く」という特集があった。その中の「滝山城址公園(都立)」を訪れてみた。
八王子駅より戸吹方面行きのバスに乗り、滝山城址入り口で下車、小高い丘陵を登る。
先日降った雪がまだ残っていたが、道は整備されていて標識も親切だ。

  

滝山城とは、武田信玄や北条氏照の時代にあった城で、信玄に攻められたが守りきったという歴史があるようだ。
三の丸、二の丸、中の丸、本丸などの跡地が残っているが、往時の建物などは何もない。
跡地の広場は子供たちの遊び場になっているようで、雪だるまがぽつりと立っていた。

  

城跡を囲んで辺り一帯には5000本の桜があり桜の名所だという。春にもう一度花見に来よう。

  

中の丸跡から ひきはし を渡ると本丸跡に出る。
往時は、敵に攻め込まれると橋を引き込んで敵の侵入を防いだのだろうか?

  

本丸跡には神社が二つ建っていた。 北側は眼下に多摩川を望むことが出来た。

  

丘陵を東に進み、滝山街道へ出る。 麓に禅宗の寺があった。
葷酒(くんしゅ)山門に入(い)るを許さず  今も戒律は守られているのだろうか?
街道から5分ほど歩いたところに、道の駅八王子滝山 がある。

  

まだ出来て間もない施設だが、お客さんでいっぱい、評判は上々のようだ。

  

道の駅の近くにあった、パン屋さんに入って、パンの昼食と洒落てみた。
出来立てのパンとコーヒー、二人合わせて700円ほどは安かった。