松田の河津桜と菜の花                           2008/03/11

小田急・新松田駅(JR御殿場線松田駅)の近くに、河津桜と菜の花が見られる場所があると TVニュースで見て、出かけてみた。
河津桜が植えられていたのは、松田ハーブガーデン
駅からシャトルバスが運行されていて、10分ほど。歩いても25分程度のところだった。

山の中腹にあり、河津桜は満開、木の下に植えられた菜の花と見事なハーモニーを奏でていた。
平日だったが、TVで知った人たちだろうか、もの凄い混雑振りでびっくりした。

  

  

二月に咲く珍しい【河津桜】。
染井吉野に比べると、ピンクの色が濃く、長く咲くのが特徴だ。
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河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃の2月のある日
河津川沿いの冬枯れ雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけて、現在地に植えたものです。
1966年(昭和41年)から開花がみられ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けて 近隣の注目を集めました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、
このサクラの普及に大きく貢献しています。

この桜は河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、
1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅザクラはオオシマザクラ系カンヒザクラ系の自然交配種と推定されています。
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桜の木の下で絵を描いている人を見かけた。 絵の才のある人は羨ましい。
ハーブガーデンには、お花畑もあり、また春の草花も咲き始めていた。

  

【姫踊り子草 ↓】   【オオイヌノフグリ ↓】   【ホトケノザ(三階草 ↑】

  

【クリスマスローズ】
  

【ムツマタ(三椏)】     【サクラソウ】
  

帰途、松田の街中で「吊るし雛の展示」があったので立ち寄ってみた。
これも伊豆の稲取温泉からの移入だろうか?

  

ハーブガーデンから山をさらに登ったところには、菜の花畑があった。
元々はミカン畑だったが、生産過剰となったので、菜の花へ転作を試みているという。
500円で菜の花を摘み放題。   摘みたての菜の花を持って帰って食べた。これぞ春の味だ。