鎌倉散歩                               2007/10/10

高校時代の友人たちと、鎌倉を歩こうと集まった。ご案内は、鎌倉に詳しい後藤先輩。
超有名な鶴ヶ丘八幡宮や建長寺は避け、東側にあるお寺が目的。
最初に行ったのは、旧旧華頂宮邸。 「華頂宮」という名前にあまり馴染みはないが、
京都・知恩院の流れを汲む 明治の華頂侯爵の屋敷で、洋風建築として国の有形文化財に登録されていると言う。
洋式の庭園も見応えがあると聞いたが、残念ながら当日は整備のため入れなかった。

 

すぐ近くにある、「竹の寺」として有名な報国禅寺。 臨済宗。

 

寺域の大部分は孟宗竹の林になっていて、京都の嵯峨野を思い出した。

 

茶席もあり抹茶のサービスもあった。 モミジの頃にもう一度来て、写真を撮り直したいと思う。

 

 

5分ほど歩いて、浄妙禅寺。 ここも臨済宗。
山号に「稲荷山」とあるが、「とうかさん」と読むそうな。

 

枯山水の庭(石庭)、花塚などがあり、可愛い野草が咲いていた。

 

 

寺のすぐ傍にある「石窯レストラン」で昼食を取る。 石窯で焼くパンが名物
お寺の傍で食べる西洋風料理も悪くない。 (ただ、値段は高級だった・・・・)

一度駅の方へ戻り、大塔宮の前を通り、覚園寺へ。 この寺は真言宗。
時間が決っているが、住職が小一時間ほどかけて、境内の案内をしてくれた。
建物や秘仏の説明、十二神将に干支が割り振られていることなどを知った。
とても勉強になったが、写真撮影は禁止 というのが辛かった。(美術館でもあるまいし・・・)

 

大塔宮の前まで戻ると、日暮れで提灯に灯が入っていた。昨日まで薪能が行われていたそうだ。
すぐ近くに、日本画で有名な平山郁夫氏の邸宅とアトリエがあるというので覗きに行った。

 

駅前に戻ると、日も落ちていたので蕎麦屋に入って夕食。 焼酎の蕎麦湯割りが美味しかった。
鎌倉と言えば「鳩サブレ」 だが、お店が閉まってしまっていたので、キオスクで別のものを買って帰った。
後藤先輩、ご案内ありがとうございました。 そしてお疲れさまでした。