菊花展 2006                      2006/11

高幡不動尊と新宿御苑の菊花展を見に行った。
新宿御苑は『菊花壇展』という名前で、100年の歴史があるという。
一方の高幡不動は、日野市の「市の花が菊」という意味で、やはり歴史は古いらしい。

皇室の紋章を【菊】と定め直したのは明治天皇。【十六葉八重表菊】が正式の紋章。
皇族方は【十四葉一重菊】、一般の商品につく菊紋は【十二葉一重菊】らしい。

  
右側の「大作り」は 545輪の花が咲いている。

  
一文字菊  と  管物菊

  
大菊の厚物も見事だ。

  

新宿御苑の花壇作りは、長い伝統と職人さんの苦労を感じさせるものだった。

一方、高幡不動の展示は、地元・日野市だけではなく近隣(府中市、立川市、青梅市など)の町からも作品が出ていた。
きっと愛好家の方々の苦心の作品に違いないが、全体としての統一的なまとまりには欠ける感じがした。
新撰組隊士の菊人形があるのはさすが日野市ということか。

  

  
ここでは、三本セットという展示が多かったように思う。