新宿御苑 お花見                   2006/3/28

28日、東京都心の桜(ソメイヨシノ)は満開を迎えた。 今年は例年よりもかなり早いようだ。
お花見をしようと新宿御苑に出かけることにした。
都庁近くのカメラショップに用事があったので中央公園にも寄ってみた。
ここも満開で、高遠コヒガンザクラもピンクの花を咲かせていた。

  

有名な高遠のコヒガンザクラが移植してあった。 ムラサキハナナ(諸葛菜)も満開だ。

  

新宿御苑は、お花見の客で賑わっていた。
ソメイヨシノの他にも薄ピンク、濃ピンク、などの桜が咲いていたが、名前を貼ってある樹は少ないのが残念だった。

  

  

  

温室の近くに濃紅の「ヒマラヤヒザクラ」が咲いていた。
中国南部・ネパール・ブータン・ミャンマー原産で、現地では1500〜2600mの山地に生え、高さ30mにもなるそうだ。
森林科学園にもこの樹を植えるといいのだが。
  

桜と一緒にたくさんの花が咲いていた。
ハクモクレン、ボケ、ユキヤナギ、キブシ、ミツバツツジ、椿、などなど。

  

  

  

新宿御苑は開設100周年に当たるそうで、そのイベントも行われるようだ。
新宿御苑のルーツは、徳川家の譜代・内藤家の江戸屋敷で、明治になって政府に上納され、
内藤新宿試験場(皇室の御料地・農園)として、また皇室の庭園としても整備された。
大正年間には西洋庭園が9ホールのゴルフコースとしても利用されたというのは面白い。
戦後になって「国民公園新宿御苑」として一般に開放されたようだ。
http://www.shinjukugyoen.go.jp/history/history.index.html