栂池高原の秋       2005/10/13

朝5時半起床。お天気は良さそうだ。 5:45朝日が昇り始めると、アルプスの峰峰が赤く色づく。
朝6時、地元のガイドさんの案内で『塩の道 千国街道』を歩く。 100体地蔵や牛方宿など。まむし草の赤い実が珍しい。

 

朝食をとり、8時ゴンドラが動き始めたので栂池自然園へ上る。
ゴンドラの窓から見ると、東の方は雲海の上に四阿山、浅間山などが見える。  標高1500mあたりから山腹の紅葉が鮮やかになる。

 

ケーブルを乗り継ぎ、栂池自然園ビジターセンターに到着(8:45)。 ミズバショウ湿原、ワタスゲ湿原を経て、浮島湿原(1920m)へ。
高原の植物は枯れ始めており、ところどころに赤や青、黒の実を見かける。ゴゼンタチバナの赤い実が可愛らしい。

 

モウセン池を経て上ると展望台に出る(2010m)。 目の前に小蓮華岳、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、唐松岳、五竜岳などの北アルプス連山が広がる。
雲ひとつない素晴らしい快晴。青い空をバックに、白馬大雪渓を見る。

 

帰り道は急坂のやせ尾根を通る。道がぬかるんでいて歩きにくい。眼下に雁股池、紅葉した木々の葉、赤い実はツルリンドウだろうか。

 

 

楠川の岸辺で弁当を食べる。 ビジターセンターに戻り、下山。ゴンドラの窓から山々に別れを告げる。

スキー場でパラグライダーを楽しむ人が見えた。   今日一日、素晴らしい姿を見せてくれてありがとう。

 

ロープウエイの駅に「足湯」があり、疲れた足を休めていた。 ホテルに戻り、コーヒーで一服。

 

中央道経由で帰宅。   二日間の走行、約740km、写真約200枚。