巾着田の彼岸花 2005 2005/9/26
埼玉県日高市の巾着田の話を聞いて初めて行ったのは7年前だった。
→ここ
10月初めで彼岸花はもう終わっていたがコスモスが見事だった。
2002年、今度は彼岸花に時期をあわせて行ってみた。
→ここ
松林の中の満開の彼岸花、そして別の場所にあった白い彼岸花を初めて見て感激して帰ってきた。
今年は電車を使って行ってみた。八高線・東飯能で西武線に乗り換え、一駅目の高麗駅。
駅前にはテントが張られ、大きなトーテムポールのようなものも立ち、お客さんを歓迎。
駅から巾着田までの道端には、たくさんの露店が並び、地元の農産物やみやげ物を売っている。
三年前には、こんな店は並んでいなかったと驚きながら歩く。栗も大粒で安い!
高麗川の流れの中に砂利を積み上げた道が作られ、巾着田へ直行出来るよう整備されていた。これも以前にはなかったはず。
平日だが、やはり驚くほどたくさんの見物客が来ている。車も続々と動いており、駐車場も満杯状態のようだ。
ちょうど昼時になっていたので、河原の木陰で東飯能駅で買った来たお弁当を広げる。
土手には彼岸花が咲き、涼しい川風に吹かれながら、おこわ弁当を堪能する。
ふと見ると、岸辺で超望遠レンズのカメラを構えて坐っている人がいた。何を撮っているのかと聞いてみたら、
「カワセミ」を狙っているという。
横に立って対岸に眼を凝らしていると、突然一羽のカワセミが飛ぶのが見えた。僕も手持ちのカメラで
あわてて撮ってみたが、レンズも短く、手ぶれが入り、かろうじて写っただけだった。
600mmの望遠を構え、ときたま現れるカワセミを何時間も待ち続ける、ご苦労さま。きっと素晴らしい傑作が
とれるでしょうね。
一休みの後、目的の彼岸花にカメラを向けた。白い彼岸花も咲いていた。
コスモス(センセーション種が中心)も満開で風に揺られている。
近くの小川に珍しい糸トンボ?を見つけた。アメンボも楽しそうに水面で遊んでいた。
広場に設けられた露店でカシス・ブルーベリー・アイスを食べる。カシスは濃紅色で少し酸っぱい。
帰り道、道端の露店の品物はほとんど売り切れていた。
何かめぼしいものを見つけたら、持つのが重くても、
その場で買っておかないと、帰りに買おうというのは甘い、と後悔した。
大粒の栗、美味しそうだったのに・・・