立川・昭和記念公園 花火大会             2005/7/30

立川・昭和記念公園の花火大会を見に行った(土曜日)。
昼過ぎに少しパラッと雨が降ったが、すぐに止み夕方は薄日もさしていた。
びっくりするほどたくさんの見物人(新聞発表では25万人!)と一緒に公園に向かい、適当な芝生に席を取った。

花火はpm7:20〜8:30、5000発。
一尺半の超大玉6発、花火師の新作発表10発
などが目玉。

予定通りに打ち上げが始まり、見事な花火を満喫した。

今年はデジ一眼で写真を撮ろうと三脚も持参した。
フィルム感度:ASA100   絞り:F11〜F22    焦点深度は無限大(遠)
シャッターはバルブ:リモートスイッチで操作する。
シャッターを開く時間は、数秒〜10秒ほど。花火2,3発分まで。


(「日本の花火」というHPに花火写真の撮り方が詳しく解説されていたので、それで勉強して準備した http://www.japan-fireworks.com/index.html )

カメラは花火の打ち上がる方向へ向けておき、タイミングを合わせながらリモート・シャッターを押すだけだから 比較的楽だった。  普通の大きさ(高さ)の花火と、超大型(300m以上上空)とでは、角度が少し違うので、レンズのズームを調節したり するのが味噌だ。

デジ一眼は撮った後にモニター映像が出るので、うまく撮れたかどうかが即時に判断できる。  絞りの調節などを試しながら撮影した。
  (写真をクリックすると、大きなサイズで見られます)









撮った写真は約100枚。   PCにデータを移し、整理をした。
うまく撮れたと思えるのは約半分だった。初めてにしては、これは成功の部類だろう。

実際に見た花火の記憶と写真とは随分違う。
花火は上空に上がって、見え始めてから、消えるまでほんの数秒だが、その間変化し続けている。   いわば数秒・数十コマの動画だ。
一番大きく開くクライマックスがあり、消え際の儚いフィナーレもある。

しかし、バルブ撮影の写真はそのずべてを同じ画面に重ねて記録している。
だから、花火の写真は実物(動画)とは似て非なるものだとよく分かった。









花火には、花火師たちのたくさんの工夫が籠められている。
時間の推移とともに色が変わるもの、形が変わるもの、小さな火の玉が飛び回るようなもの、
球形ではなく平板型のもの、枝垂れヤナギのように火の雨の降るもの、などなど。

撮った写真を見ていると、花火師たちが実現したかった新しいアイデアの数々を感じることが出来た。