高幡不動尊、紫陽花祭り 2005/6/12
高幡不動尊にも紫陽花祭りがあると聞いてカメラを担いで出かけた。
お天気は半曇り、半袖でも暑いくらいだった。 日曜日、たくさんのお客さんが来ている。
紫陽花を目当てにカメラを担いだ人も多い。若いカップルも歩いている。境内には、紫陽花散歩道のちらしも置いてあった。
このお寺に良くお参りには来るが、裏山に「山内八十八ヶ所巡り」があるのは知らなかった。八十八体のお地蔵さんを
巡るように山道が整備され、何十mかの間隔でお地蔵さんが祀ってある。 紫陽花はちょうど見頃、いろいろな種類と花の色、ほれぼれとする風景だ。
花を眺め、気に入ったものを写真に撮る、山の涼気が心地よい。 お地蔵様の赤い前垂れと青い紫陽花が絶妙のコンビネーションに見える。
小一時間、夢中で歩き、写真を撮った。 紫陽花、どうか堪能してください。
紫陽花の花は「七変化」、 花言葉は「移り気」
花のように見えるのは「顎(がく)」 専門的には「装飾花」と呼ばれ、本物の花は小さくて目立たない。
花の色のもとはアントシアニンという色素。 本来は赤色だが、アルミニウムと結合すると青に変わる。
酸性の土では土中のアルミニウムが溶けやすく、根から吸収されて花の色が青くなる。
肥料のカリウムや硫酸アルミニウムを与えると青に、窒素だと赤くなる。 (東京農業大 雨木若慶助教授)