松本ー小布施                                   2005/6/26

JRの「駅からハイキング」で【栂池自然園】というのを見つけた。
期日は6月18日。標高2000mの高原に水芭蕉などが咲いているという。
ここは行ったことがないので一度行ってみたいと思ったが、日取りが悪い。
 近い日取りに自分で計画をしていけば良いと思い、 天候を覗っていたが、26日に決行した。
前日に信州に入ることにし、宿は馴染みの信濃大町にある七倉荘に予約を入れ、出かけた。

ガソリンを満タンにして中央道を走り、昼前に松本城に到着。
城内へ入る橋の欄干が鮮やかな赤に塗られて見栄えがする。
テントがあり、ボランティアの人が待機していた。頼めば案内をしてくれるらしい。

 

 

路を挟んで松本神社がある。 何百年も経った古木が見事だ。

 

神社へ参拝したあと、近くの蕎麦屋で蕎麦の昼食。 珍しい「子宝草」を見た。
サボテンの一種らしく、葉から新しい芽が出るところが名前の由来だろうか。

 

昼食を終えて、長野道を走り、須坂東で下りて小布施へ向かう。
葛飾北斎の版画などを展示する「北斎館」の周囲には、観光バスも詰めかけたくさんの観光客。
富岳三十六景で有名な北斎(1760-1849)が、郷土の豪商・高井鴻山の庇護で晩年を過ごしたのが小布施の町。
北斎は90歳で亡くなるが、直前まで絵筆を握っていたようだ。

 

 

北斎の版画を模写したいろいろなグッズが売られていたので、傘持ち美人の画を買って帰り、額に入れて部屋に飾ることにした。
\1000とは思えないいい雰囲気だ。