山陰 出雲ー鳥取の旅(1)        2005/02/ 8 -9

 新聞の散らし広告に、とても安いパックツアーを見つけ、申し込んだ。
 一泊二日だが、往復飛行機を使い、温泉でカニ料理も出るという。冬の時期で景色を眺めるには少し不利だが、カニは今が食べ時。

 出発は出雲行きの始発便。朝が早いので、前夜は蒲田のホテルに泊まり羽田まで送ってもらうことにした。
 9時頃には米子空港に着き、バスに乗り換え、松江市を目指す。
 松江城は初めて見たが、昭和に解体修理をした立派な城で、堀が残されており、遊覧船で一周できる。途中で16の橋をくぐるが、 高さがぎりぎりのところもあり、船の屋根が下がる仕組みになっていた。お客は皆頭を下げて端を通過する。


 遊覧の後、L・C・ティファニー美術庭園を見学。
 19世紀末頃のステンドグラスの装飾品が見ごたえがある。(入館料\2000は高いぞ!)


 出雲大社にお参りする。(出雲蕎麦の昼食)。
 噂は常々聞いていたが立派なお社だ。 この境内に立っている「日の丸の旗」は75畳分の大きさで、日本一。 NHKのTVに写るのがこの旗だそうだ。






 境内に「大国主命と白兎」や「倭武尊?」の銅像が飾られている。
 しばらく前に発掘で見つかった古代の柱の復元物もある。その昔は、48mの高さのお社だったと記録にはあるらしい。

 ここのお社では、『二拝 四拍手 一礼』のお参りをする。
 お賽銭は、「しじゅう ごえんが ありますように」と45円がよいとガイドさんが教えてくれた。

 お御籤を引いてみたが、(大吉)(小吉)(凶)などは書かれていない。『訓』『運勢』『判断』に書かれた内容を よく読んで、自分で判断しなさいということらしい。 明治神宮も同じだったろうか。

 大きな注連縄は5トンとか8トンとかで、とてつもなく大きい。 数年毎に氏子の人たちが作り奉納するという。 普通の稲藁ではなく、穂を刈る前の青い藁を使うのだという。どれくらいの広さの田んぼを使うのだろうか?

 土産物屋の前には、まだ正月の門松が飾られていたが、これから旧正月の行事になるので、それが終わるまで飾っておく習わしだと聞いた。

 大社参拝の後は、島根ワイナリーの見学。美味しいワインをたくさん試飲させてもらった。
 皆生温泉のホテルに入る前に、米子インター近くの「お菓子の寿城」へ。  ここは和菓子専門のお菓子・製造・販売センター。
立派な城だ。昔の米子城(明治の初めに毀された)を復元したという。 総工費24億円だったが、2年で元を取ったとガイドさんの説明。 お土産センターの売り上げはそんなに多いのか!!!