湯河原梅林と早春の伊豆 2005/2/28

梅と桜を両方いっぺんに見ようと欲張って計画を立てた。
最初の訪問先は 湯河原梅林。
朝早く出たつもりだったが、梅林に着いたのは10時半ころ。梅林に入る道路は渋滞の予兆が。
手前の駐車場で「満車です」と断られかけたが、運良く駐車でき、5分ほど歩いて幕山公園・湯河原梅林を目指す。
道を登りきったところが公園。目の前には小高い山があり、山腹に梅林が広がっている。
広場があり、茶店、おみやげ物やが並んでいる。
ここには4000本の梅の木がある。紅梅・白梅が入り混じり、山の斜面全体に梅の香りが漂っていた。
梅の木には幾つもの種類があるのだろう。枝垂れ梅もある。名前の看板のある木もあった。
梅は気の種類によって咲き時が異なるので、ちょうど頃合いの花を見つけて写真を撮る。綺麗な色だが盛りを過ぎている木もあり、
まだ蕾の木もある。梅見は難しいものだ。
山の中腹に大きな岩場があり、5,6人の人たちがロック・クライミングをしていた。 ロープで安全を確保してはいるが、
岩場をよじ登るのは怖そうだ。

売店で買い物をすると、ポイント・カードをくれて、10点貯まると甘酒一杯のサービス。
梅ソフトを食べ、桜エビの干物を買ってポイントをもらい、甘酒を味わう。

ここの梅林にも何故か早咲きの桜が一本あった。河津桜の系統だろうか。
梅見を切り上げ、伊豆・稲取温泉を目指す。
平日だというのに道は混んでいて、熱海から伊東はかなりの渋滞。
時間が気になるので途中コンビニに寄ってお握りを買い、食べながら走る。

稲取温泉の「雛のつるし飾り」の会場も観光客で賑わっていた。
有名になったせいか、観光バスが何台も来ている。 会場は撮影禁止となっていたのが残念だった。
(写真は、みやげ物屋さんの飾りを撮影)
稲取から河津までは海岸線を10分ほどの距離。


河津は桜祭りの真っ最中。案内の人の指示に従って駐車して、川の土手へ向かう。
6年前に来た時は、それほどの人込みではなかったはずだが、今日は人で溢れている。
伊豆急・河津駅から土手に向かう道が整備され、(以前はなかった?)みやげ物屋が並んでいる。
河津川の土手は約2kmに渉って桜が植えられ、3000本はあるという。
ちょうど満開を向かえ濃いピンクの花が
風に揺れていた。
年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず
美味しそうな食べ物もたくさん売っていたが、今食べてしまうと、夕食がまずくなると我慢。
桜の下で味噌田楽を一本だけ食べる。 桜の花の蜜を吸うのだろうか、メジロが花を巡っていた。
桜に別れを告げ、ループ橋を通り、天城高原を走る。
夕方、修善寺・かんぽの宿に入った。
簡保加入でー\2000、 インターネット予約でー\1000.
夕食は「薬膳会席・修善寺物語」。 ヘルシーは素材を選び、上手に料理してある。
日本酒地酒・伊豆山々は辛口ですっきりした味だった。
露天風呂からは富士山がよく見えた。
(この写真は翌朝、残念ながら画面中央の山の向こうに見えるはずの富士山は雲の中)