日光江戸村          2004/5/11

 GWのTVで、「日光江戸村」の忍者劇団の話を見た。若手の俳優さんたちが、面白い芝居を作ろうと真剣に 取り組んでいるというのを見て、一度行って見ようと思い、連休明けの晴天を狙っていた。

 11日は五月晴れ、久々のドライブに多少興奮しながら日光を目指す。
 首都高でちょっと道を間違えて遠回りし、事故渋滞もあったが、少し遅れたくらいで無事に到着(am9:40)。

 入場料\4500にちょっとびっくりしたが、テーマパークとはそんなものかと入場。  中に入ると江戸時代の服装、髪型をした村の人たちが挨拶をしてくれる。茶店?に働く人たちも、皆着物姿だ!

 中には6つの劇場があり、それぞれ趣向を凝らした出し物を見せてくれるという。時間表を見ながら、最初に 「日本伝統文化劇場」へ入ったが、お客が僕たち二人だけだったので、後でもう一度来てくださいと言われ、 「忍者からす劇場」に変更。真っ暗な部屋の中での、服部半蔵と猿飛佐助の死闘を見てから、「大忍者劇場」へ。

 この劇場はかなり大きい。TVで紹介されたいたのはこの劇だ。服部半蔵と4人の手下達とのドラマ。忍者殺陣?は 本物で迫力がある。舞台から中央に伸びた花道や、ロープを使った空中での殺陣も期待通り、なかなかのものだった。

 
 茶店で休憩して花見団子を。続いて、「日本伝統文化劇場」へ回る。

 
 今度はお客さんもたくさん入っていた。出し物は「花魁とのお大尽遊び」で、お客の中から一人「お大尽」になって もらい舞台に上がるのだという。幇間の一八さん(女性)が説明しながら客席を見渡し、なんと僕を指名!!!
 恥ずかしいが、これも面白い体験だと引き受けた。舞台の袖で衣装を着せてもらい、カツラをつけて舞台に上がる。 そして、劇が始まった。僕の役は「お殿様」、せりふは「苦しゅうない」「近う寄れ」「よきに計らえ」「余は満足じゃ」など。 花魁の太夫からキセルタバコを吸わせてもらったり、酒を飲ませてもらったりと至れり尽くせりの大サービス。
 
 30分の舞台は緊張のうちに、楽しく、あっという間に終わった。

その後、「日本伝統芸能劇場」で「水芸」、「北町奉行所」で「遠山の金さん」の名裁きの舞台に笑い転げた。
 出し物で一つ見残したが、時間が合わないので、村の中を散策し、写真を撮って帰路に着いた。 帰りの道も順調、首都高で少し混んだが、快適なドライブだった。
 走行450km(約6時間)。土産は日光名物の「たまり漬け」と「木刀」。