ブログ日記(復刻版)    2019 June       0 トップへ

01 5月の自薦句 (6010) 一日一句互選5月の活動実績 (6012)
16 工藤恵 一日一句鑑賞 (6017) 工藤恵 一日一句鑑賞 (6019)
19 工藤恵 【ひとこと】 (6021)
22 みらい俳句会 (6024)


06/23 0 みらい俳句会 (6024)

  夕立や駆ける少女のふくらはぎ    (5点)

  嫁に来てハウスのメロン欲しいまま   (1点)

  黒髪に夕立の匂六本木   (0点)

 *夕立と駆けるは近すぎる。
 *体の一部を詠む時は、少女、女などは言わなくても判る。

06/20 工藤恵 【ひとこと】 (6021)

   茄子ググる育て方からレシピまで

 現代を的確にとらえた一句だと思います。
 「ググる」という言葉が百年後まで残る言葉かどうかはわかりませんが、
現代人が正岡子規などの俳句を読んで当時をしのぶように、百年後の日本人が掲句を読んで、
今の私たちの世相をあれこれ語るかもしれません。
 「ググる」…私も、使ってみたいと思います^ ^
北野 和良 工藤先生、「ひとこと」に取り上げて頂き有難うございます。とても嬉しいです。

06/18 工藤恵 一日一句鑑賞 (6019)

   噴水や別れはいつも女から

中七下五に対する季語の取り合わせが見事ですね。私にとっては、まさしく「そう来たか!」という感じでした。
 「別れはいつも女から」というフレーズは、読みようによっては、じっとりとしたイメージになりますが、
上五に「噴水や」と来ることで、スカーンと突き抜けた、明るい未来を感じさせる別れを読者に提示できたと思います。
 別れを切り出した女性も、裏表のない、さばけたイメージを纏った感じですね。

北野和良 工藤先生、一日一句鑑賞に取り上げて頂き光栄です。
噴水が頂点まで駆け上りそこから落ちていく様子が、恋の未練にしがみ付く男に見え、
女はサバサバと別れを告げるのかと思いました。
素晴らしい鑑賞をして頂き有難うございます。これからも益々精進します。

06/16 工藤恵 一日一句鑑賞 (6017)

   黒髪に夕立の匂六本木

この句の主人公は女性でしょうか。ドラマのワンシーンのようです。
 私は関西在住なので、六本木という街の姿を具体的にイメージできないのですが、
「六本木」という言葉の響きと、黒髪の夕立の匂が響き合って、幻想的な光景を思い浮かべました。

、北野和良工藤先生、一日一句鑑賞に取り上げて頂き有難うございます。
六本木にはお洒落でハイソな街というイメージがあります。
急な夕立に髪を濡らし慌ててビルの庇に駆け込む女性を詠みました。
工藤 惠 私も六本木にはそんなイメージがあります。あくまで、テレビなどから得るイメージですけれど。
この女性、キャリアウーマンな感じですかね^ ^

06/03 一日一句互選5月の活動実績 (6012)

人賞  11点句   5句)
「いいわよ」にソーダ水の一気飲み


【被選句数 高位者】
和     61句   【連選 228日(昨年10/16より)】
夢見昼顔  59句
真波    50句
霜魚    47句
千秋    46句
果連    40句

【トリプル選】
和     5/02、5/08、5/15、5/19、5/20、5/24、5/29
夢見昼顔  5/04、5/10、5/11、5/13、5/20、5/21
千秋    5/06、5/08、5/11、5/16、5/18
真波    5/07、5/10、5/13、5/30
霜魚    5/10、5/22、5/23、5/26
美音    5/05、5/06、5/20、5/31


06/01 5月の自薦句 (6010)

1.「いいわよ」にソーダ水の一気飲み
 2.巣立鳥佳い句悪い句駄句凡句
  3.ひんやりと絹の手触り白牡丹
   4.水芭蕉はるかな尾瀬の夕茜
    5.耳をあて一樹の鼓動みどりの日

 6.散る日まで芯見せぬまま紅牡丹
  7.カタカナのやうに角出す蝸牛
   8.戦跡の朽ちし大砲薄暑光
    9.猛暑来るスローなジャズの弾き語り
     10.緑陰や句碑は破調の山頭火

 11.主権問ふ憲法記念日の弥次郎兵衛
  12.分校に響く歌声新樹光
   13.渦潮の匂い土産に休明け
    14.風船に引かれて傾ぐ地軸かな
     15.捩花や螺旋の先の見えぬ恋




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