01 | 3月の自薦句 (5953) | 新元号【令和】 (5954) | 一日一句互選 3月の実績 (5955) |
07 | 瀬戸優理子 一句鑑賞 (5960) | ||
10 | 朝日茨城版入選 (5962) | 眼底検査 (5964) | |
16 | 21回ネット句会【天賞】 (5968) | ||
22 | NEC37会 (5971) | ||
28 | みらい俳句会4月【落花】 (5976) |
04/28 |
![]() 白鷺の城に令和の花吹雪 (5点)長谷川滿 特選 思い遂げ心置きなく散る桜 平成のここを先途と花の滝 主宰・長谷川先生の選評。 『花吹雪の頃は未だ「令和」になっていないのでこの句は嘘をついている。けれども俳句では虚構も許され、 後年この句を読んだ人は、そんな嘘には気付かず、国宝姫路城と花吹雪の見事な景色を思い浮かべて鑑賞するだろう。 嘘は承知で特選としました』 |
04/23 |
![]() 出席は11名。 入江、岩田、越智、北野、小林、佐藤、田村、林、 宮本、渡辺(剛)、吉村 PCを持ち込み、俳句活動、ホームページなどをプレゼン。 |
04/16 |
21回ネット句会【天賞】 (5968) 菜の花の海に溶けゆく一両車 《歌代美遥》特選 (天賞 1句 12点) *千葉県の、五井駅から上総中野駅までを結ぶ小湊鉄道路線が、目に浮かびます。 上総中野駅から乗り換えていくと、房総半島を横断出来ます。 菜の花畑や桜が有名で里を留めている路線はカメラマンにも人気があります 食堂がないので、車内で駅弁を広げたり楽しい笑いや会話まで聞こえそうな句が、 読み手を惹きつけます。なかでも、無人の木造駅舎は有形文化財に指定されており 古いまま残されている駅舎も魅力の一つですね。 菜の花畑を、超えて海と表現したこの句の無限の広がりの極楽と結ぶ ロマンの夢幻がいいですね。類想に成りやすい菜の花を、 これだけ夢うつつの心象に酔わせる、一文字の、海、がお見事でした。 *「菜の花の海」という措辞が優れている。 それに一両の列車が「溶けゆく」という景がいかにも春らしい。(直) 【個人別 高得点者】(合計点ーー入選句数) 征一 25点 5句 和 16点 4句 秋子 14点 4句 祐 11点 4句 節子 9点 4句 |
04/12 |
![]() 右目の白内障が少し進んでいる。 手元(本)が見づらいのはそのせいらしい。 眼底は特になり。 |
04/10 |
朝日茨城版入選 (5962) 田山康子選 一筋の青き航跡流氷原 |
04/08 |
![]() ドリブルの右へ左へ日永の子 和 「ドリブルの右へ左へ」と クローズアップしたダイナミックな動きのある措辞から始まり、 続く「日永の子」で一気に焦点が合い映像が結ばれる。 勢いよく、気持ちよく読める句である。 「日永」の季語を修飾語として使うのはなかなか難しいが、掲句は下五の「日永の子」が 十七音の中で素晴らしい存在感を放っている。 野外の広場に取り付けられたバスケットゴールであろうか。 春の訪れをを待ちわびたように、子供たちは外遊びに精を出し、日が暮れるまで駆け回る。 もしかしたら、この子は一人黙々とドリブルからシュートの練習を繰り返しているのかもしれない。 そんなひたむきさも伝わってくる。 昼間がどんどん長くなり、季節が春から夏へ向かっていく中で、この子はすくすく育ち、 人生の中の「青春のページ」を駆け抜けていくのだろう。 そんな、見守る大人の眼差しも感じさせる温かい句と思う。 瀬戸先生、拙句をお選び頂き光栄です。 また素晴らしく夢のある鑑賞をして頂き誠に有難うございます。 近くに公園があり、休みの日には子どもたちが仲間と一緒にサッカーの練習に夢中になっている様子を見て詠みました。 当県には鹿島アントラーズや水戸ホーリーホックなどの本拠地があり、大学チームも盛んで 少年少女たちはそれらを目指しているのだろうと思います。またバスケットでは茨城ロボッツがB1入りを目指して奮闘しています。 今日の句を鑑賞して頂いたことを励みにこれからも精進いたします。 |
04/03 |
![]() 選欄への参加は延べ 47名。(1月より2名減) 皆勤は 4名、20日以上参加は 12名。(1日平均20名) 月間の全投句数は約2327句(推定)(前月比300句増)。(一日平均75.1句) この内で、特選句は 304句、並選句は 652句。 【人賞 14点 1句】 一歩一歩罪と向き合ふ遍路杖 和 【被選句数 高位者】 和 59句 《連選167日》 美音 52句 千秋 51句 真波 50句 夢見昼顔 44句 直 41句 果連 40句 栄太郎 38句 句林 38句 【トリプル選】 真波 3/01、3/06、3/08、3/13、3/26 和 3/07、3/08、3/15、3/23、3/27 美音 3/01、3/06、3/09、3/11 霜魚 3/12、3/18、3/24、3/28 |
04/02 |
![]() 日本政府は1日、平成に代わる新元号を「令和(れいわ)」と発表した。新天皇の即位に伴い、5月1日午前0時から切り替わる。 天皇の退位に伴う改元は憲政史上初めて。 安倍晋三首相も会見を開き、「令和」について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明した。 首相はさらに、「令和」の典拠は万葉集で、歌の序文から2文字をとったと説明。元号の典拠が中国の漢籍ではなく、 初めて日本の「国書」になったと述べ、万葉集は「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と説明した。 典拠となった歌の序文には「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ」という表現がある。 「令」には、「おきて」「命令」のほか「「よい」などの意味がある。「和」は「調和」や「平和」などに使われる。 |
04/01 |
![]() 1。一歩一歩罪と向き合ふ遍路杖 2。山笑う吾は地球の居候 3。啓蟄や十億円の保釈金 4。春愁う百万トンの汚染水 5。後朝の暁闇に沈丁花 6。鷹鳩に化してゴーンは作業服 7。児の手より稚魚の旅立つ春の河 8。上段の雛へ目配せ右大臣 9。常陸路の我も過客や桃の花 10。西行の越えし峠や初桜 11。鳥帰る男峰女峰に別れ告げ 12。切り出せぬ一言のありシクラメ ン 13。学帽を空に預けて卒業す 14。触れてみて桜大樹の幾星霜 15。好奇心なをふつふつと弥生尽 |