ブログ日記(復刻版)    2016 Septmber        トップへ

01 大関豪栄道全勝優勝 (5074) 余情残心 (5075) 火星有人飛行 (5076)
04 2020年東京五輪 (5077) 豊洲市場 (5078) 畑岡奈紗・アマで優勝 (5079)
07 ノーベル医学・生理学賞 (5080) 色鳥や規則知る人読まぬ人 (5081) 選に洩れ悔し涙の今年酒 (5082)
10 【東京キャンパス句会】(十月) (5083) アポロンと見まごう裸像葛の花 (5084) ダナエ (5085)
13 鑑賞の日毎に増えて十三夜 (5086) やしおフラワーパーク (5087) 県立フラワーパーク (5088)
16 常陸風土記の丘 (5089) 都々逸の碑 (5090) 天皇の生前退位 (5091)
19 原発の運転再開 (5092) 中国有人飛行 (5093) 秋日和都々逸の祖を誇りとす (5094)
22 コキア (5095) 台湾が原発ゼロを (5096) 科学万博記念公園 (5097)
25 TVドラマ「漱石の妻」 (5098) 鳥取県中部地震 (5099) ブログ日記 5100回 (5100)
28 山法師の実 (5101) スマホ用望遠鏡 (5102) 自走二輪車? (5103)
31 ドローン (5104)    


10/31 ドローン (5104)

ドローンも幾つかの種類が並んでいた。
写真の機械は立派なカメラを搭載しているようだ。

価格は10万円ほど。

10/30 自走二輪車? (5103)

二輪車がカメラを抱えている。
忍者カメラか?

原子炉建屋などで人が入れない場所の撮影に使うのだろうか?

10/29 スマホ用望遠鏡 (5102)

スマホをカメラに使う望遠鏡を見つけた。
月や星を映したり、遠くの景色を写すのに使うのだろう。

2万円ほど。

10/28 山法師の実 (5101)

散歩道で山法師の実を見つけた。この実は食べられる。
実はねっとりとして甘い。

10/27 ブログ日記 5100回 (5100)
ブログ日記が5100回となった。
Cafestaに日記を書き始めて14年になる。ネットの環境やPCの動向は大きく変化している。
スマホやタブレットの普及で、いわゆるPCは利用者が減り続けており、富士通もPC事業を中国の会社に売り渡した。
ITテクノロジーを生活のあらゆる面に利用する技術が進み始めている。
農業、医学、自動運転などなどだ。
医学ではデータベースを駆使して病名診断が試行されている。希少な病気の診断に役立ち、民間にも広がれば町医者の診断レベルも向上することが期待できる。
手術ロボットも進歩を続けている。外科医の治療技術の向上に役立つだろう。
囲碁、将棋のソフトの進化も著しい。名人との対局で互角に近づいている。先日も将棋の名人戦で対局者が途中でしばしば席を外し、スマホでソフトに支援を求めていたのではないかと疑われ、対局が中止される事件が起きた。
もちろん本人は否定したが、ソフトの実力があなどれないことの証明だ。
自動運転は各社が取り組んでいるが、10年以内に実用化が始まることは間違いなく、この技術が自動車会社の命運を左右するとして各社は必死で技術開発に取り組み始めている。
街のショップにロボットが立つのを見かけるのは珍しくなくなりつつある。
空港などでも観光客の案内用にロボットが立つようになった。
東京五輪を迎えロボットの活躍場面はますます増えていくだろう。
家庭内にロボットが入り込むのもそう遠くはないとの予感がする。

10/26 鳥取県中部地震 (5099)

鳥取県中部で21日に震度6弱を観測したマグニチュード(M)6.6の地震で、国土地理院(茨城県つくば市)は22日、地震を起こした断層の推定結果を公表した。
断層は北北西?南南東に延びる長さ約18キロ、幅約13キロの大きさで、最も浅い所(上端)が地下約500メートルにとどまり、地表に現れない未知の「隠れ断層」とみられる。

10/25 TVドラマ「漱石の妻」 (5098)

夏目漱石は有名だ。「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「三四郎」「虞美人草」などを読んだ。
イギリスに留学し、帝国大学から朝日新聞社へ勤めた、神経症であった、ことなどを漠然と知ってはいた。
このドラマは漱石の妻・鏡子の視点から描かれている。

漱石が幼少時に養子に出され、少年期に実家に戻ったこと、父親からはあまり愛されていなかったこと。
子供を5人も産んだこと、朝日新聞社で月給200円であったこと、子規と交流があり俳句を嗜んだことなどなど。
最終回はまだ見ていないが、晩年の様子が楽しみだ。

10/24 科学万博記念公園 (5097)

TX2駅隣に科学万博記念公園がるので行ってみた。
駅から東へ歩いて2.2kmほど。田圃道を歩く。
公園は大きな広場を中心にして、テニスコートや池などがあり、広場ではグランドゴルフを楽しむ人達がいた。
公園内をジョギングする人もたくさんいた。
大きな銀杏の並木、後一月もすれば見事な黄葉が見られるだろう。

10/23 台湾が原発ゼロを (5096)

台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権が2025年に「原発ゼロ」にすることを決め、行政院(内閣)は、再生エネルギー事業への民間参画を促す電気事業法の改正案を閣議決定した。
太陽光と風力発電を中心に再生エネの割合を20%まで高めることを目指す。
東日本大震災後の反原発の民意を受けたもので、改正案は近く立法院(国会)で審議に入り、年内の可決を目指す。

 世界的にはドイツが2022年までの原発全廃を決めるなど、欧州を中心に脱原発の動きがある。
一方、増える電力需要に応えるため中国やインドが原発を増設させており、アジアでは台湾の取り組みは珍しい。

10/22 コキア (5095)

ひたち海浜公園へコキアを見に行った(10/21)。
丘のコキアは見事に紅葉して、鮮やかな紅色。たくさんの観光客で賑わっていた。
外国人もたくさん来ていて、自撮り棒での撮影がそこここに見られた。
この草の実はとんぶりとして食用になり畑のキャビアと呼ばれるらしい。
また枯れた枝は箒木の材料になる。
箒木草は晩夏の季語だ。

10/21 秋日和都々逸の祖を誇りとす (5094)

(都々逸(どどいつ)とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された)
惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里(作者不詳)〉
タイトルの句が斎藤 信義氏の『一日一句』に選ばれた。

斎藤 信義   ”都々逸下手でも遣り繰りゃ上手今朝も七ツ屋で褒められた”
こんな歌を私は子供の頃から知っている。
それは、私が祖父母に育てられた所為だが、幼児の頃から祖母に連れられ、田舎の芝居小屋やお座敷に出入りしてたため、古い浪曲師の名前や古い歌手の名前を記憶してしまったのだろうと思う。
ここには注釈があり、都々逸の由来が書かれているので大凡のことは判るが、果たして諳んじることの出来る読み手がどのぐらいおられるだろうか。
「都々逸の碑」の写真があり、ここからの発想であろうが、こうした碑は、発祥と言われる名古屋(熱田)から、東京でも浅草寺や湯島天神などにもあるらしい。(私は気がつかなかった)

祖は、都々逸扇坊という人らしく、江戸の末期に寄席で三味線の伴奏で演じたものがお座敷まで拡がったものと言うが、著者はこのこととどういう係わりがあっての誇りなのかは定かではない。
俳句や川柳(五、七、五)とは違うが、七、七、七、五(26音)は立派な定型詩であり、日本古来の詩歌に違いない。

斎藤先生、この度は拙句を採り上げ鑑賞して頂き本当に有難うございます。私は一年半ほど前に茨城に移り住んだので、茨城のことを良く知ろうと県内を探訪しています。この地は奈良時代の常陸風土記が残っており、万葉集にもたくさんの歌があり、古来から都との関わりが深かったこと、朝廷からは反逆者と見られた平将門も地元では今も英雄として崇敬されています。神社仏閣をはじめいろいろな場所に歌碑、句碑があり、更に川柳碑も見られ、今回見た都々逸之碑は、花野吟社という組織があり都々逸作りに力を入れているということのようです。
お祝辞、有難うございます。これからも精進いたします。

10/20 中国有人飛行 (5093)

宇宙船「神舟11号」は、空軍パイロット出身の2人の宇宙飛行士を乗せ、17日に中国内陸部にある発射センターから打ち上げられました。「神舟11号」は、日本時間の19日午前4時半すぎ、高度393キロ付近で、先月打ち上げた宇宙実験室「天宮2号」とドッキングし、そのおよそ3時間後、2人の宇宙飛行士が相次いで実験室へと移りました。
国営テレビは、実験室に移った2人がカメラに向かって手を振る様子などを中継で伝え、「新たな歴史を切り開いた」と、今回のプロジェクトを大々的に取り上げています。

ドッキングを行った高度は、中国が2022年ごろに完成を目指している独自の宇宙ステーションの想定高度とほぼ同じだということです。今後、2人の宇宙飛行士は、中国としては、これまでで最長になる30日間にわたって宇宙に滞在する予定です。
さらに、来年には、物資を届ける宇宙輸送船「天舟1号」も打ち上げて、この宇宙実験室にドッキングさせる計画です。中国としては、相次ぐ打ち上げやドッキングを通して、独自の宇宙ステーションの運用のための技術力を高めたい考えです。

10/19 原発の運転再開 (5092)

朝日新聞社が15、16日に実施した全国世論調査(電話)で原子力発電所の運転再開の賛否を尋ねたところ、「反対」は57%で「賛成」の29%を上回った。調査対象や方法は異なるが、「反対」は2013年6月調査で58%、今年2月調査でも54%。一貫して多数を占める状況が続いている。

再稼働の賛否を支持政党別にみると、自民支持層は「賛成」42%、「反対」45%と割れた一方、民進支持層は「反対」が78%と大勢を占めた。無党派層では「賛成」24%、「反対」59%だった。「賛成」は、男性や若年層に多い傾向があり、特に18〜29歳の男性は「賛成」6割、「反対」3割と賛否が逆転した。

 内閣府の専門部会で議論している原発事故の損害賠償制度についても尋ねた。電力会社の賠償に上限を設け、超えた分は国民で負担する案に、「賛成」は26%、「反対」63%だった。

10/18 天皇の生前退位 (5091)

生前退位の意向をにじませた天皇陛下のお気持ち表明をめぐり、政府が設けた「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の初会合が17日、首相官邸で開かれた。会議は年明けにも論点整理を公表し、来春にも提言を取りまとめる。政府は2018年をめどとする天皇の退位を想定し、特例法を軸に検討を進め、来年の通常国ログイン前の続き会で法制化する道筋を描いている。

天皇陛下は現在82歳で、今年8月8日に「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30年(2018年)を迎えます」との言葉で始まるお気持ちを表明した。この言及について、ある政権幹部は「陛下が具体的な年に触れたことは重い」と指摘。政府は、18年をめどとする天皇退位を視野に入れはじめた。

2年後をめどに実現するには、来年の通常国会で法制化を図らなければ準備が間に合わなくなる可能性もある。政府は、皇室典範の改正に踏み込めば論点が多いため「議論だけで数年はかかる」(首相周辺)と見ており、一代限りの特例法の整備を軸に検討している。

ただ、法制化には国民的な理解が欠かせず、政府は有識者会議を「白紙から議論する場」(官邸幹部)と位置づける。 テーマは「天皇が高齢となった場合」との前提をつけており、女性・女系天皇は除外した。初会合後の記者会見で、座長の今井氏は「首相から諮問を受けている中に、そういうことは入っていない」と述べた。

10/17 都々逸の碑 (5090)

風土記の丘の入口に「都々逸の碑」が建っていた。
茨城県は都々逸に熱心な人が多く花野吟社というグループもあるらしい。

10/16 常陸風土記の丘 (5089)

フラワーパークの帰り道にあるので立ち寄ってみた。
小さな丘を開いた造りで、ちさな池には蓮が植わっていた。
一角に古代住居の展示があった、縄文時代から中世まで。 勉強にはなるが派手さはない。
大きな獅子頭(高さ5mほどか?)があった。意味は不明。

10/15 県立フラワーパーク (5088)

県立フラワーパークへバラを見に行った(10/14)。 高速道を使えば小一時間だ。
バラ園は広く、新種コーナーなどもある。全部で800種類というから驚きだ。
ダリアもまだ元気に咲いていた。こちらも種類は多い。 名前などはとても覚えきれない。
芝生の丘で弁当、眼下にバラ園を見下ろし気持ちが安らぐ。

10/14 やしおフラワーパーク (5087)

TX八潮駅から徒歩40分弱にある中川やしおフラワーパークへ行ってみた(10/12)。
コスモスが目当てだったが、あいにくまだ丈も低くちらほら咲いていただけでがっかりした。
河川敷に作られた公園で市民ボランティアが整備しているようだった。
傍に川もあり釣も出来るようだった。

桃の木らしい木がたくさんあり、一本一本に「里親名○○」と書いた札が下がっていた。
管理費を寄付してもらい代わりに成った実を収穫する権利があるのだろう。
面白い仕組みだ。

10/13 鑑賞の日毎に増えて十三夜 (5086)

俳句大学の「一日一句互選」の鑑賞に参加する方がどんどん増えてきて嬉しい限りだ。
「投句欄」に投句はするが「一日一句互選」には出さない方もおられるので、これらの方々にも投句と鑑賞をやってもらえるようお誘いするのが今後の課題だ。

10/12 ダナエ (5085)

  @ 青銅の塔より見上ぐ秋の星

    A 熟れ桃に黄金の雨降りそそぐ

      B 棗の実神の子の名はペルセウス

神話によるとアルゴス王アクリシオス美しい娘ダナエを得たが世継を望んで神託を求めた。
結果は「息子は生まれないだろうが汝に男の孫が生まれる。汝は孫に殺されるだろう」というものだった。
王は驚いて娘を青銅の塔に閉じ込め、男が近づかないようにしたのだが、 ゼウスがダナエに目をつけ黄金の雨に姿を変えて関係を持った
やがて月満ちて息子ペルセウスを産んだダナエは、自ら娘と孫を手にかけるのは忍びないと思った父の手によって箱に閉じ込められて海に流された。
運よく箱はセリーポス島に漂着し、母子は漁師のディクテュスに救われて平穏な暮らしを送った。
ところが島の領主でディクテュスの兄のポリュデクテースがダナエーに横恋慕して、邪魔な息子ペルセウスをそそのかし、怪物メドゥーサの退治に出向かせた。
残されたダナエは領主から逃れ、ディクテュスとともに神殿の祭壇に身を寄せたが、とうとう焦れた領主は不可侵の掟を破って神殿を包囲した。しかしメドゥーサを退治したペルセウスが舞い戻り、領主たちを石に変えて2人を助け出した。その後ダナエーはペルセウス、アンドロメダーとともにアルゴスに帰国した。

10/11 アポロンと見まごう裸像葛の花 (5084)

(日比谷公園に竪琴を持つ裸像が立っていた。ひと目見た時はアポロンかと思ったが、この像は明らかに女性。
アポロンは男神で男の象徴が表現されている(右の写真)。像に近づいて銘を確かめられないのが残念だった)

小出有紀 気になって調べて見ました。 昭和25年の文化の日制定を記念して作られた像で、 乗松厳(のりまついわお)作、「自由の女神」
文化の日にちなみ、ミューズ(ムーサ)をモデルにしたのか?ということでしたので、更に検索すると、
ミューズでも、何人いるかはいろいろ説があるようですが、ヘシオドスによる9姉妹がメジャーでしょう。 ↓↓以下の記載↓↓↓↓↓↓↓
名前(意味)、司るもの/持ち物。
・テルプシコラー(踊りの楽しみ)、合唱・舞踊/竪琴
・エラトー(愛らしい女)、独唱歌/竪琴
………………………………………
竪琴をもつミューズが二人いたので、どちらかだと思います。
個人的には、舞踊の躍動感がないように思うので、エラトーではないかと…???
北野 和良 有紀さん、詳しく調べて頂いて有難うございます。ミューズとは思いつきませんでした。
小出有紀 Yahoo!知恵袋がヒントになりましたo(^o^)o
小出有紀 ギリシャ神話がいちばんメジャーで分かりやすいからでしょうか、あとはローマの神様。ギリシャ神話の神様の役割を置き換えられて説明があるので、こちらもメジャーでしょうね。
北欧とか、トルコとか、メソポタミアとかの神話も面白いですけど〜???マイナーだから、公園などに置く像には採用されない気がする。あとは中国とかインドとかエジプトの神様は服装とかで大体どこらへんの神様か推測できますしね〜
乗松厳さんは、S35年に渡欧(半年)。その間、イタリア、ギリシャの古典彫刻を研究。 とあったので、もしかしたらローマ神話の神様かもしれませんね

10/10 【東京キャンパス句会】(十月) (5083)

今回は人数もずくなかったが、成績も今ひとつだった。

  訥々と論語呟き栗を剥く  (3点)      この句は、白井さんから褒められた。

   長き夜きみへの想い π むげん  (1点)

     新走本音もろとも一呑に

      そびえ立つ千年杉や虫の国

10/09 選に洩れ悔し涙の今年酒 (5082)

先日応募した『栃木蓮の句俳句大会』の結果が来た。
全国からの応募は109名327句。倍率18倍。
残念ながら【選外】だった。

悔しいが仕方がない。 カレンダーが届くのを楽しみにしよう。

10/08 色鳥や規則知る人読まぬ人 (5081)

 俳句大学(公開グループ)に『一日一句互選』(欄)がある。
(九月の参加者は31名)参加希望者が投句(3句以内/日)を行い、また他の人の投句を選び(原則一句/日)鑑賞をするという仕組みだ。毎日十数名の参加があり、30〜40句が投句され、また選をされた句の鑑賞文が投稿される。
 ひと月分の投句数は1000句を越すだろう。その中から九月は372句(平均12.4句/日)が互選に入り鑑賞された。
一日の投句数から当選句率は約1/3となるので、3句投稿すれば1句取られても良いはずだが、そう順当には行かない。
上手な人の共感性の高い句に票が集まり(3句投句に対して2句或いは3句選を取る人も出る)、下手な句は誰にも取ってもらえないからだ。

選句する時の物差しは次のようなことだろうか。
(1)句として整っている(季語、措辞、新鮮味など)
(2)ポエムが感じられる(単なる写生、報告を超えている、着想・着眼点など)
(3)選者が共感するモノがある
上記(3)共感性についてこんなことを考えた。
提示された句の信号を受け取る選者は、自分の心の中に沢山の鈴のようなもの(一人一人異なる)を持っている。
一つの鈴は高い音に共鳴し、別の鈴は低い音に共鳴する。沢山の鈴を持っている人ほど幅広く共鳴するが、鈴の少ない人は共鳴が少ない。奥の細道に深く傾倒している人は、口語句には見向きもしないように。

 この欄の利用ルールの一つは『投句された方は出来る限り積極的に互選にご参加ください。』である。
一日の30〜40句の中には共感できる句があるに違いないと思う。むしろ複数が見つかりその中で一句に絞るのに苦労するのが普通だ。
ところが投句はするが選句・鑑賞はしないという人がいてどうしてなのかと首を捻っている。そのような人の句も他の人に選ばれ鑑賞されているので、かなりの句力のある人に違いないのだが。

私はこの欄を句力を高める鍛錬の場、句作と鑑賞は車の両輪だと考えて積極的に参加している。
作者の人に共感してもらえるような鑑賞が出来れば、句作にも必ずや帰ってくると思っている。
他の人の書かれた鑑賞文もまた勉強になる。 上に書いた句力はあるが鑑賞をしない人の鑑賞文をぜひ読んでみたいと願っている。

10/07 ノーベル医学・生理学賞 (5080)

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。
日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。

大隅さんは、福岡市の出身で71歳。
酵母の細胞を使って、「オートファジー」の仕組みの解明に取り組み、平成5年にこの仕組みを制御している遺伝子を世界で初めて発見しました。
その後も同様の遺伝子を次々と発見してそれぞれが果たしている機能を分析するなど、「オートファジー」の仕組みの全体像を解き明かしてきました。

10/06 畑岡奈紗・アマで優勝 (5079)

栃木県の烏山城カントリークラブ 二の丸/三の丸コースにて開催された国内女子メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権競技」。
優勝を果たしたのは17歳のアマチュア・畑岡奈紗だった。
畑岡は12番、13番と連続バーディを奪うと、最終18番もバーディ締め。
1打差2位で追走していた堀琴音が18番でバーディを奪えず、畑岡の優勝が決定。史上初となるアマチュアでのメジャー制覇を飾った。

「18番が良かった。ラインを下りが強かったけど、ラインを乗せることだけに集中した」と優勝を決定づけた1打を振り返った。
「タフなコースで4日間バッグを担いでくれたお母さんにありがとうと言いたい。
これからも周りの方々への感謝を忘れずに頑張っていきたい」と最年少のメジャー覇者は笑顔で答えた。
名前 畑岡奈紗(ハタオカ ナサ)名前の由来は、アメリカ航空宇宙局NASAから。
生年月日 1999年01月13日   出身地 茨城県

10/05 豊洲市場 (5078)

豊洲市場(東京都江東区)で、主な建物の下に土壌汚染対策の盛り土がされていなかった問題で29日、経緯を調べていた都が、計画を変更した責任者を特定しない形で報告書をまとめたことがわかった。
担当部局内の連携不足を主な原因と結論づけた。小池百合子知事が30日の定例記者会見で公表する予定だ。
▼39面=基準超ログイン前の続きすベンゼン・ヒ素

 豊洲市場については、都の専門家会議が敷地全体に盛り土をするべきだと提言。都の調査では、土壌汚染対策の部門は敷地全体の盛り土を前提に作業を進めていた。しかし、その後に施設の建設部門が関わるなかで、将来の地下水汚染などに備えた空間確保のために地下を利用する設計となったという。

 報告は、両部門での連携が不十分だったことが、本来許されない計画変更を招いたとする一方、決定をした責任者の特定には至らなかった。

10/04 2020年東京五輪 (5077)

2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用などを検証する東京都の調査チームによる報告書が29日、小池百合子都知事に渡された。
報告書は大会経費が3兆円を超す可能性を指摘し、ボート・カヌー会場など恒久3施設の建設見直しに言及した。
小池知事が調査チームの提言を受け入れ、会場計画の変更を決断した場合はログイン前の続き、大会組織委員会を通じて各国際競技団体との再調整が必要となる。
▼2面=「膨張3兆円」なぜ、14面=社説、21面=「公道競技、休日に」

 都政改革本部(本部長・小池知事)の調査チームを統括する上山信一・慶応大教授は、施設整備費7640億円に加え、輸送やセキュリティーなどソフト面に最大で1兆6千億円かかると推計。
内訳は、輸送費が最大2千億円、テロ対策など安全費用が同3千億円、技術、エネルギー費などが同6千億円、大会運営費が同5千億円とした。これらに加え、「関係団体の予算管理の甘さや組織統治の欠如から推計される経費」を上乗せすると、「3兆円を超す可能性がある」と踏み込んだ。
こうした指摘を受ける背景には、経費の積み上げについて、東京都、大会組織委、政府の間で責任の所在が明確ではない点がある。

 都が整備を始めている海の森水上競技場(ボート・カヌー)、アクアティクスセンター(水泳)、有明アリーナ(バレーボール)の3施設について、調査チームは、大会後の活用方法が十分に議論されていないことなどから、見直しを求めた。

 提言を受けた小池知事は早ければ1カ月をめどに方向性を定める方針だ。
会場計画を変更するには、最終的には国際オリンピック委員会(IOC)の承認が必要となる。10月後半にはトーマス・バッハIOC会長が国際会議に出るため来日する予定で、知事が事情を説明する可能性もある。
小池知事はこの日、米ボストンやローマなどの大都市が24年夏季五輪の招致活動から撤退した事例をあげ、「五輪そのものの持続可能性が危ぶまれている」と経費圧縮に意欲を示した。

 調査チームの「3兆円超」の積算根拠にはあいまいな点も残るが、組織委がチケット販売やスポンサーの協賛金などで見込む収入は5千億円程度にとどまる。それを超えてかかる経費は、都や国が負担することになる。(野村周平)

   不知火や東京五輪に舵のなく

10/03 火星有人飛行 (5076)

米民間宇宙企業スペースX社のイーロン・マスク最高経営責任者は27日、メキシコ・グアダラハラで開かれた宇宙開発に関する国際会議で、火星への有人飛行実現に向けて、約30階建てビルに相当する全長122メートルの新型ロケットの開発を進める方針を発表した。
 米航空宇宙局(NASA)が1960年代のアポロ計画で開発したロケット「サターン5」(全長111メートル)を上回り、史上最大となる。

 マスク氏は2020年代の有人火星飛行を目指しており、最終的には100人規模の乗客で、1人当たり10万ドル(約1000万円)の費用に抑えるのが目標だという。
ロケットに搭載する宇宙船は、宇宙空間で別に打ち上げられた補給船から燃料を受け取る仕組みで、打ち上げ時の軽量化を目指し、コスト削減を図る。

熱核推進とは、文字どおり核分裂時に発する熱を利用した技術だ。ロケット内に核分裂炉を取り付け、核分裂により直接推進剤を加熱しノズルから噴出する。これにより地球の重力を脱出するに十分な推進力を得ることができる。
このアイデア自体は比較的シンプルで、水蒸気を用いた現在のロケットの発電装置に使われているものと似ている。

オランダの民間非営利団体「マーズワン」が企画した火星への移住計画。移住しちゃうわけだから、当然片道切符となるわけだが、2012年の、このプロジェクトが発表された当初、資金面での懸念もあったために、実際にプロジェクトが進行するのかどうか半信半疑だったわけだが、かなり本気で進められているようだ。
 火星に移住したいという希望者は全世界から20万人にも及んだそうで、昨年末の12月30日、移住希望者の中から1058人の候補者が選出された。その中には日本人10人も含まれているという。

10/02 余情残心 (5075)

柏の葉公園の中にある茶亭・松柏亭で休憩。薄茶+和菓子で360円。
亭内の床の間に軸と生花。花はススキ、吾亦紅、秋海棠、イタドリ、水引など。
軸には「余情残心」とあった。 読み方:よじょうざんしん
主に茶道で用いられる言葉で、茶事が終わり客が帰った後に、残った茶を飲みながらその日の自らの行動を反省し、茶事終了後も客のことを考え続けるというおもてなしの心を意味する表現。

  秋草の余情残心能登の壺    くさぐさの余情残心吾亦紅

10/01 大関豪栄道全勝優勝 (5074)

24日の大相撲秋場所14日目、大阪出身力士として86年ぶりに優勝した大阪府寝屋川市出身の大関豪栄道(30)。
負け越せば大関陥落のカド番で力を存分に発揮し、初の栄冠を手にした。
横綱白鵬が足のけがで休場した今場所、綱とりの稀勢の里が早々に優勝争いから後退すると、代わって主役に躍り出た。
相手を一気に持って行く持ち味に磨きがかかり、初優勝の重圧は「プロやからね。注目されなければ意味がない」と強気な発言ではねのけた。
11日目の稀勢の里に続いて鶴竜、日馬富士の両横綱を破り、殊勲につなげた。

4度目のカド番で迎えた今場所、「自分らしくやればいい」という師匠の言葉で吹っ切れた。
「俺の相撲は、前みつを取って迷わず前に出ることやないか」
 優勝インタビュー。「いろんな人たちに支えられてこの日が来た。恩返しができたと報告したい」と話すと、涙がほおを伝った。(巌本新太郎)



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