01 | 明治の言葉 『三四郎』より(その75−完結) (4534回) | 女の一生:日本女流川柳万能版 (4535回) | 第一章 涙しました、わたし。(1/3) (4536回) |
04 | 第一章 涙しました、わたし。(2/3) (4537回) | 第一章 涙しました、わたし。(3/3) (4538回) | 昭和記念公園 (4539回) |
07 | 第二章 怒りました、わたし。(1/4) (4540回) | 第二章 怒りました、わたし。(2/4) (4541回) | 第二章 怒りました、わたし。(3/4) (4542回) |
10 | 第二章 怒りました、わたし。(4/4) (4543回) | 森林科学園 (4544回) | 第三章 笑っちゃいました、わたし。(1/2) (4545回) |
13 | 第三章 笑っちゃいました、わたし。(2/2) (4546回) | 第四章 震えちゃいました、わたし。(1/4) (4547回) | 第四章 震えちゃいました、わたし。(2/4) (4548回) |
16 | 第四章 震えちゃいました、わたし。(3/4) (4549回) | 第四章 震えちゃいました、わたし。(4/4) (4550回) | 第五章 燃えちゃいました、わたし。(1/9) (4551回) |
19 | 第五章 燃えちゃいました、わたし。(2/9) (4552回) | 第五章 燃えちゃいました、わたし。(3/9) (4553回) | 転居のためしばらく休刊します (4554回 |
04/21 |
![]() 今度、ひたちみらい市へ転居するため、しばらく休刊します。 |
04/20 |
![]() ■ 第五章 燃えちゃいました、わたし。(3/9) 似合うねと言われ会うたび着てる服 久喜 中野裕子 コーラスにこぶし利かせて睨まれる 町田 松山淑子 初恋が結婚後だからややこしい 松原 水谷恵子 パンストを穿く時いつもシコを踏む 静岡 繁原柏子 腹立てて磨いた鍋はピッカピカ 福山 間田美多奈 明治の頃までは結婚相手は親が決めるというのが多かったようだ。 よく知らない相手と結婚し、後で他の異性に恋をするのも多かっただろう。 |
04/19 |
![]() ■ 第五章 燃えちゃいました、わたし。(2/9) エンジンの音で彼氏の区別をし 明石 叶治子 近頃は新郎妊婦のご入場 仙台 沼田万里子 ネックレスより高いよこの奥歯 安来 細田絹江 この下着高かったのと電気付け 川越 眞基子 別な彼できて記念日変わる姉 茨城 岩淵栄子 できちゃった婚は芸能界でも多いが、江戸時代などはどうだったのだろうか |
04/18 |
![]() ■ 第五章 燃えちゃいました、わたし。(1/9) 主婦パート金増えないで服増える 長崎 中永郁子 超ミニのいねむり回りねむらせず 神戸 佐々木真美 志望校同じ絵馬より上に架け 寝屋川 武貞百合子 占いで失恋をする片想い 兵庫 池田真己子 暗号で書いたメモまだ解けぬまま 小野田 高嶋久江 パートで稼いだ金を服に回せる人は幸せな人だ。 徳島県は女性の服にかける金、全国一だという。理由は自分で稼ぐ(事業主など)人が多いからだとか。 |
04/17 |
![]() ■ 第四章 震えちゃいました、わたし。(4/4) 手を洗いハンカチない時髪とかす 川口 石黒まどか 大きさがその日のブラで変わる胸 仙台 坂本和暢子 花束が届き人妻ちょっと飛び 北九州 お鶴 ハンカチが無い時、男は手を強く振ったり、ズボンの尻で拭くが女性は・・・・ |
04/16 |
![]() ■ 第四章 震えちゃいました、わたし。(3/4) ガードルを脱ぐとはけなくなるズボン 大阪 秋山順子 「処女作」の処女に動揺する若さ 輪島 高樹恵理 ほらごらん拍手するから又歌う 堺 船津久恵 撮りながら「はいプロポーズ」と言ってくれ 久喜 善家正子 久しぶり結婚したのと葉書くれ 千葉 若梅栄子 女性はルックスを良く見せるために涙ぐましい努力をしているようだ。 |
04/15 |
![]() ■ 第四章 震えちゃいました、わたし。(2/4) 初対面ちょっと小さな嘘を言い 広島 矢吹幸恵 電燈のひもが我が家の地震計 東久留米 大島みい 極楽もあんたが行くならわしゃ行かん 福岡 城戸さとみ 私のと言えないパンツが枝にある 浜松 小坂丈子 ゲレンデの恋が褪めゆく街デート 相模原 おお木まさみ 昔は電灯の紐があったが、今のLED照明、リモコンには紐がない。 それでもグラッと感じた瞬間、つい天井を見上げる癖はそのままだ。 |
04/14 |
![]() ■ 第四章 震えちゃいました、わたし。(1/4) 初体験最後に死ぬのがあったっけ 柏 橋村貴子 セクハラも好きな人ならトキメいて 横浜 足立美代子 あの事は知ってましたと妻座り 神戸 浦瀬悦子 愛だけで生きられるのはドラマだけ 兵庫 荒木タミ代 三歳をかばう五歳の黙秘権 東松山 神嶋恵 セクハラの判断ほど微妙なものはない。 |
04/13 |
![]() ■ 第三章 笑っちゃいました、わたし。(2/2) Gパンをぬぐとパンツもぬげちゃうの 川崎 白石秀子 ダイエット詳しい人ほどヤセてない 栃木 花嫁チビ丸 娘のブーツ妻が内緒で履き脱げず 枚方 こまち ミニの子の横で減速するパトカー 淡路 丁珍姉御 昔はパトカーと言えば男の警官が運転していたが、今のミニパトは女性が乗っている。 女性警官は何に注目するのだろうか? イケメンの横で減速するミニパトカー? |
04/12 |
![]() ■ 第三章 笑っちゃいました、わたし。(1/2) 車で来ジムのマシンで歩いてる 奈良 高橋海代 図書館の辞書性交に朱線あり 神戸 鈴木蘭子 恋終わり振った素振りを見せてる娘 東京 日比谷始 茶髪にね染めても顔がすもう系 十日市 星野幸子 どっちにも似合っていないペアルック 札幌 やまんば 素のままの自分を見せることは難しい。 つい外見を良くしようと繕うのだが、他人はそれをお見通しだ。 |
04/11 |
![]() 大学の友人が森林化学園の桜を見たいというので、3人で花見に行った。 下見の日(4/03)は薄曇りだったが、本番(4/06)は良く晴れて絶好のお花見日和となった。 ここには360種ほどの桜の木が植えられていて、種類によって咲く時期が異なるので、 3月後半から4月末頃まで楽しめる。 今年は桜(染井吉野)の開花が例年より早かったので、丁度見頃だった。 花見の後、20号を西へ歩き、手打ち蕎麦・杜々で遅い昼食をとった。 |
04/10 |
![]() ■ 第二章 怒りました、わたし。(4/4) 今日の品復唱しないレジで買う 諫早 シオマネキ えホントに見合い写真のかたですか 碧南 ペコ 浪曲と間違えられたイエスタデー 一宮 久田薫 安物が好きで買ってるわけじゃない 京田辺 春の秋桜 |
04/09 |
![]() ■ 第二章 怒りました、わたし。(3/4) セックスの体験ある?と孫が聞く 下松 井内千代子 ヤメテヨと誘っているのに気付かない 福山 オカシ ラブ運がいいのに夫ついて来る 兵庫 堀美佐子 太ったねやせた時にも気づいてよ 栃木 子だくさん 人柄も一緒に出てるごみ出し日 東京 黒川哲子 嫌よ嫌よも好きな内、というがそれに気づくのは仲々難しい。 今どきはうっかりするとハラスメントで訴えられる。 |
04/08 |
![]() ■ 第二章 怒りました、わたし。(2/4) 君のこと好きなんだけどのけどがイヤ つくば さくさくら パンツまで脱いで寝たのにバカみたい 札幌 あのね おっぱいにさわりながらもいばってる 市川 高田方方 仕返しに弟誘ってふってやる 秋田 飽きた小町 バストから落ちオナカから付く脂肪 神戸 未来明子 女性からみたセックスや恋愛観が面白い。男にはない感覚だ。 |
04/07 |
![]() ■ 第二章 怒りました、わたし。(1/4) いや違うあなたが先に惚れたはず 横浜 田中和子 値札付け贈ってあげたいベビー服 志木 利岡聡子 あなたのは浮気じゃないから困るのよ 八千代 野村弥生 犬も子も亭主も好きだが世話がいや 岩槻 真崎晴子 投げキッス違うおっさん受けとめる 河内長野 大空翔 恋に落ちる二人の感情はカオスだ。どちらともなく惹き合いハーモニーを奏でるが、時が経つと不協和音に変わっていく。 |
04/06 |
![]() 昭和記念公園に行った。(3/31) 今年の桜は早く、都心よりは2,3日遅くだが桜は満開で、花見客、家族連れがたくさん来ていた。 立川口から歩き始め、みんなの原っぱを通り、砂川口まで。 好天に恵まれたくさんの花が咲いていて楽しい一日だった。 |
04/05 |
![]() ◆ 女の一生:日本女流川柳万能版 仲畑貴志編(毎日新聞社) ■ 第一章 涙しました、わたし。(3/3) 別れてもなぜか右側空けて寝る 東京 大槻りこ 児はオッパイパパより先にバイバイし 福岡 加賀千代婆 別れなどないわ出会いもないのにさ 福岡 でけそこない 愛された頃は私も愛してた 詠み人知らず |
04/04 |
![]() ◆ 女の一生:日本女流川柳万能版 仲畑貴志編(毎日新聞社) ■ 第一章 涙しました、わたし。(2/3) デート中安いダシじゃこ見つけても 三島 よもぎ なんでなの彼氏できたらモテはじめ 水戸 ふみ 神様が与えた試練この夫 北茨城 柴田キクエ ごめんなでおわりにされた夏の恋 名古屋 氷川さくら あの人に彼女いたのね大学祭 枚方 菊桜草 |
04/03 |
![]() ◆ 女の一生:日本女流川柳万能版 仲畑貴志編(毎日新聞社) ■ 第一章 涙しました、わたし。(1/3) 共白髪と約束したのに亭主禿げ 土浦 三浦綾子 それからの日記真っ白恋終わる 北九州 中川みさを 金じゃない愛だと言って後悔し 尾道 友江千里 しなくてもしても後悔する結婚 岐阜 川本千鶴子 甘い声出したら寝ているフリされた 大阪 菱井たね 期待外れというのは日常茶飯事だ。 それを句にして笑い飛ばすのは精神衛生上とても好いことだ。 |
04/02 |
![]() ◆ 女の一生:日本女流川柳万能版 仲畑貴志編 毎日新聞社 2009 を読んだ。 【まえがき】(一部省略) 1991年に毎日新聞紙上を舞台として誕生した『仲畑流万能川柳』は、以来今日まで連綿とつづいています。 約17年間の投句数は、約652万句にもなりました。その中から、女性作家の句のみを選び出し、さらに1000句まで選びに選んだ秀逸のカタマリが、この一冊です。 この『女の一生』は、20世紀末から21世紀初頭の日本という国にかかわって生きる女性の思いを575の短句形式で語っています。 一つ一つの作品を読むと、「なるほど」と得心したり、「そうだそうだ」とうなずくことが多い。多様の中のひとつである他者の表現でありながら、わたしの胸に届くという不思議。 もちろん肯定する意見ばかりではない。「それは、ちょいと違うなあ」という主張だってある。 しかし、意見が違うことを排除するのではなく、その違いを興味深く受け止める態度、もしくは器量が、情報のカオスの中に生きて、ますます多様な価値観に揺さぶられる私たちには必要でしょう。 意見や考え方に勝ち負けは無いのです。ましてや、知識の有無は人間の優劣につながらない。 知らなきゃ聞けばよいのです。知る前は1対ゼロかもしれないけれど、たずねて理解すれば、いきなり1対1の同等になる。 それほどカンタンに変わる序列にこだわることはありません。もし優劣を論じるのなら、得た知識の使い方を見るべきでしょう。 1000人もの女性の、ものの見方考え方がぎっしり詰まった『女の一生』。ページを開くたびに、なんども美味しい1冊を、どうぞ。 ーーーーーーーーーーーー 明日から、この本で紹介されている川柳の中から私の選んだ句を紹介していこうと思っている。 |
04/01 |
![]() ・低徊(ていかい)する ・緩(ゆっ)くり ・煙管(パイプ)を啣(くわ)えた ・茲所(ここ) ・確然(かっきり)して ・午過(ひるすぎ) ・集(たかっ)て ・六(む)ずかしい顔 ・異を樹(た)てた ・記号(しるし)を付(つけ)る 三四郎の最後の文章は次のようだ。 『「どうだ森の女は」 「森という題が悪い」 「じゃ、何とすれば好いんだ」 三四郎は何とも答えなかった。ただ口の内で迷羊(ストレイシープ)、迷羊(ストレイシープ)と繰返した』 昔、三四郎を読まれた方で、話の詳細は忘れてしまった方も、「迷羊(ストレイシープ)」という言葉だけは記憶に鮮やかだろうと思う。 |